検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
平成28年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
---|---|---|---|---|---|
平成27年度以前入学者 | 心理学研究3・心理学特研1 | ||||
教員名 | 山口義枝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 本授業では、遊戯療法に関する、基本概念および面接技法について学ぶ。授業では、講義、ロールプレイ、事例検討を通して、子どもを対象とした臨床現場における実際的知識を理解していく。臨床心理士として心理療法を行っている経験をもとに、公認心理師資格も有する教員が、事例の具体的な読み込み方についての話しをする。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 前期は、遊戯療法に関する基本的な知識習得を目的とする。子どもがどのようにこころの状態を表現するのかを理解し、心理面接における非言語的表現への意味づけと関わり方にかんして、基本的な技法を学ぶ。子どもとの交流について考えていくことで、人の交流の基盤である非言語的交流に関する知識を身につけることをねらいとしている。選択した論文により関連概念等の学習内容が異なるため、必要に応じて内容は変化する。 卒業論文作成者がいた場合、卒業論文についての発表も行う。 |
授業の方法 | 子どもの心理療法に関連する講義、ロールプレイによる体験学習をおこなう。その後、3年生は2人1組で遊戯療法に関する論文を選び、支援者担当となった4年生に相談しながら論文をまとめ、面接経過、要旨、関連概念について発表する。また、グループ作業として、事例の重要点についてグループでの討議も行う。受講者は、検討対象の論文を、事前に読み込み、わからない語句や概念について質問ができるように準備してくることが必要である。本授業の事前・事後学習は各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業についてのオリエンテーション 【事前学習】概論で学んだ心理療法を復習しておくこと。 【事後学習】発表論文を探すこと。 |
2 |
非言語的交流とは 【事前学習】発表論文候補を数本選んで、読んでおくこと。 【事後学習】発表論文候補を数本選んで、読んでおくこと。 |
3 |
4年生による論文発表 【事前学習】発表論文を読んでくること。 【事後学習】発表論文候補を数本選んで、読んでおくこと。 |
4 |
言葉数の少ない子どもと話をするロールプレイによる練習 【事前学習】発表論文候補より、自身が発表する論文を確定しておくこと。 【事後学習】発表論文候補を数本選んで、読んでおくこと。 |
5 |
遊戯療法の構造について。特徴的な子どもの行動への意味づけを練習する 【事前学習】発表論文が他者と重なった場合、他論文を探しておくこと。論文発表の準備。 【事後学習】発表論文を読んでおくこと。 |
6 |
遊戯療法1セッションにおける遊びへの意味づけを練習する 【事前学習】自身の論文発表のための準備をして、必要な事柄を質問できるようにすること。 【事後学習】発表論文を読んでおくこと。 |
7 |
担当者による論文発表とグループ討議 【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される論文を読み込んでおくこと。 【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 |
8 |
担当者による論文発表とグループ討議 【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される論文を読み込んでおくこと。 【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 |
9 |
担当者による論文発表とグループ討議 【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人発表される論文を読み込んでおくこと。 【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 |
10 |
担当者による論文発表とグループ討議 【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される論文を読み込んでおくこと。 【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 |
11 |
担当者による論文発表とグループ討議 【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される論文を読み込んでおくこと。 【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 |
12 |
子どもの体験と親の視点の違い 【事前学習】プリントを読んでおくこと。 【事後学習】授業で行った体験学習を、ノートにまとめておくこと。 |
13 |
子どもの行動から内界を見立てる(1) 【事前学習】プリントを読んでおくこと。 【事後学習】授業で行った体験学習を、ノートにまとめておくこと。 |
14 |
子どもの行動から内界を見立てる(2) 【事前学習】プリントを読んでおくこと。 【事後学習】授業で行った体験学習を、ノートにまとめておくこと。 |
15 |
卒業論文報告会 【事前学習】今までの論文を読み返して、遊戯療法についての理解をまとめておくこと。 【事後学習】前期の学習全体を復習すること。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | 授業で扱った内容に関する資料を、必要に応じて紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は、グループにおけるディスカッション、発表等で評価する。 |
オフィスアワー | 随時可能 但し予約をとること |