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平成28年度以降入学者 | 心理学ゼミ2・心理学ゼミ4 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 心理学研究4・心理学特研2 | ||||
教員名 | 厳島行雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 心理学における実験研究を認知心理学および応用認知心理学から学ぶ。認知心理学および応用認知心理学の理論と方法、そしてその実証的成果について、実践を通して学習する。 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では認知心理学および応用認知心理学の生み出した知識がどのようにして創生されてきたのかを、すでに講読したと論文から導かれた新たな検討仮説を、実際の実験を通して学習することにある。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 後期のこの授業では、3年生は構築された仮説の実験的検討の準備を行い、実験し、データ収集し、データの分析をおこなう。指定された洋雑誌である複数のジャーナルから各自、4年生はすでに行なった実験的研究に基づき新たな検討仮説を用意し、実験を準備・実施し、データを取得し、解析して報告書を作成する。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
3年生は前期で行なった論文の購読から導いた仮説を検討する準備に入る。4年生は前期の実験から得られた結果から新たな仮説を導き、実験計画を議論する。 【事前学習】3年生前期で読んだ論文を整理し検討仮説を用意しておくこと。4年生はすでに行なった実験データから次の実験計画の詳細を再確認すること。 【事後学習】3年生、4年生ともに検証すべき仮説を検討しておくこと。 |
2 |
3年生 検討すべきテーマの議論。特に実験方法からの制限を検討する。 4年生 刺激の提示方法について考えること。 【事前学習】3年生は各自検討仮説を考える。4年生は具体的な刺激内容、刺激数、定時方法、従属変数について考えておくこと。 【事後学習】3年生は選んだ論文の要約を読みそれを発表する準備。4年生は実験の準備を用意する。刺激作成にかかる。 |
3 |
3年生 実験用の提示刺激の作成。 4年生 実験の準備(実験装置による練習) 【事前学習】3年生は。4年生は実験計画の詳細を再確認すること。 【事後学習】3年生はテーマの探索を行うこと。4年生は次回以降の本実験の準備を用意する。 |
4 |
3年生 実験参加者の依頼文の作成。 4年生 実際の実験のための被験者集めの検討。 【事前学習】3年生は予備実験を行う。4年生は実験計画の詳細を再確認すること。そして予備実験を行う。 【事後学習】3年生、4年生ともに実験手続きに不備はないか確認すること。 |
5 |
3年生 実験を実施する。 4年生 実験を実施する。 【事前学習】3年生・4年生とも実験の手続きについて再確認し問題を解消しておくこと 【事後学習】3年生・4年生ともに内省報告の内容分析を行い、課題の方略等をリストアップする。 |
6 |
3年生 実験を実施する。 4年生 実験を実施する。 【事前学習】3年生4年生ともにデータの整理を行うこと。 【事後学習】両学年とも使用する記述統計について調べておくこと。 |
7 |
3年生 実験を実施する。 4年生 実験を実施する。 【事前学習】3年生4年生ともにデータの整理を行うこと。 【事後学習】両学年とも使用する記述統計について調べておくこと。 |
8 |
3年生 実験を実施する。 4年生 実験を実施する。 【事前学習】3年生4年生ともにデータの整理を行うこと。 【事後学習】両学年とも使用する記述統計について調べておくこと。 |
9 |
3年生・4年生ともに実験データの整理を行う。 【事前学習】3年生4年生ともにデータの整理を行うこと。 【事後学習】両学年とも使用する推測統計について調べておくこと。SPSSの復習をしておくこと。 |
10 |
3年生・4年生ともに実験データの整理を行う。さらに図表の作成を行うこと。 【事前学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。方法について文章化しておくこと。 【事後学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。結果について文章化しておくこと。 |
11 |
3年生・4年生ともに実験データの整理を行う。さらに統計的分析を行う。 【事前学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。仮説とデータとの関係について文章化しておくこと。 【事後学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。仮説が事実によって支持されたかどうか検討する。 |
12 |
3年生4年生ともに、検討すべき仮説を精緻化し、文章にすること。 【事前学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。仮説とデータとの関係について文章化しておくこと。 【事後学習】3年生、4年生は引き続き実験のデータを整理すること。仮説が事実によって支持されたかどうか検討する。 |
13 |
3年生・4年生ともに研究報告書の作成を行う。 【事前学習】3年生4年生ともに、指定された文字数内で問題、方法、結果、考察を下書きしておくこと。 【事後学習】両学年ともにレポートの仕上げをすること。 |
14 |
3年生4年生ともに実験研究のプレゼン用のスライドを作成すること。 【事前学習】3年生はシラバスを読み、認知心理学で習ったことを復習する。4年生は実験のデータを分析すること。 【事後学習】3年生はテーマの探索を行うこと。4年生は次回以降の実験の準備を用意する。 |
15 |
3年生・4年生 実験研究の報告と討論会を行う。 【事前学習】3年生4年生ともに、発表の練習をしておく。 【事後学習】両学年ともに、実験研究の意味を考えること。 |
その他 | |
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教科書 | Memory and Cognition, Psychonimic Society, 2018 Applied Cognitive Psychology, Wiley, 2018 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) この授業は参加する学生の主体性を重んじる。特に、実験研究を行うことで認知心理学の理解を深めることを目的としているので、授業における実験計画の立案、実験方法の検討、実験の実施、データ分析等への参画度が、授業参画度として評価されることを認識することが大切である。 |
オフィスアワー | 水曜4時限 |