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科目名 | 発達と学習 | ||||
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教員名 | 大森馨子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 半期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 教育場面における問題解決の手がかりとして、心理学の知識や考え方を活用できるようになるために、教職をめざす人に必要な発達と学習の心理学について講義を行います。 |
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授業のねらい・到達目標 | 本授業の目標は、教育場面で生じる問題にはどのようなことがあり、それを解決するためにはどうすればよいのかを考えることができるようになることです。そのために、心の発達や学習に関する心理学的知識を学びます。 |
授業の方法 | 主にパワーポイントを用い、各トピックを解説します。また、自分の考えを発言したり、別の受講者の考えを聞いたりしながら学ぶため、積極的な参加が求められます。毎回、リアクションペーパー(分かったことや質問など)の作成を課し、授業で扱った内容についての理解度や受講者の問題意識、関心について確認しながら進めていきます。予習として、事前学習に示す課題の提出を求めます。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 事前学習:シラバスを確認する 事後学習:心理学とは何か、教育とのつながりについて整理する |
2 |
発達とは 事前学習:「発達を決めるのは遺伝なのかそれとも環境なのか」自分なりの考えをまとめ、教科書p.3−18を読む 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
3 |
身体機能と運動機能の発達 事前学習:「なぜ赤ちゃんをかわいいと感じるのか」自分なりの考えをまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
4 |
知覚の発達 事前学習:「知覚とは何か」を調べてまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
5 |
認知の発達 事前学習:教科書p.19−27を読み、「ピアジェのシェマ、同化、調節とは何か」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
6 |
記憶の発達 事前学習:「効率的に記憶するには、どのような方法が有効だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書p.85−100を読む 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
7 |
言語の発達 事前学習:「まだ言葉を話すことができない時期に、意図的に言葉を教えることは効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書p.28−34を読む 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
8 |
社会性の発達 事前学習:教科書p.35−50を読み、「愛着とは何か、愛着の形成には何が必要か」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
9 |
条件づけ 事前学習:教科書p.69−81を読み、「条件づけとは何か、条件づけ以外にはどのような学習があるか」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
10 |
学習理論 事前学習:教科書p.101−116を読み、「どのような学習方法・指導方法があるのか」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
11 |
動機づけ 事前学習:教科書p.117−132を読み、「内発的動機づけと外発的動機づけとは何か」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
12 |
教育評価 事前学習:教科書p.149−164を読み、「評価方法にはどのようなものがあるのか」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
13 |
発達障害 事前学習:教科書p.165−182を読み、「LD、ADHD、ASDにはどのような特徴がみられるのか」をまとめる 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
14 |
教育支援 事前学習:「どのような支援が効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書p.183−198を読む 事後学習:講義ノートを見直し、自分の言葉でまとめる |
15 |
授業内テストとその解説 事前学習:授業で学修した記憶の方略を用いて、これまでの授業内容を整理する 事後学習:テストで回答できなかったところを重点的に復習する |
その他 | |
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教科書 | 内藤佳津雄・北村世都・市川優一郎 『Next教科書シリーズ 発達と学習』 弘文堂 2016年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業内テスト(70%)、授業参画度(10%) 授業内テストの結果によって、成績評価の割合を多少変えることもあります (例:テスト60%,レポート20%,授業参画度20%)。授業内テストは、授業最終回に行う試験で評価をします。また、半期を通して1度、レポート課題の提出を求めます。授業参画度は、毎回のリアクションペーパー等で評価をします。他人に迷惑をかける授業態度の方は減点評価することもあります。 成績評価方法の詳細や履修上の注意点を初回授業のガイダンスで説明しますので、履修希望者は必ず初回授業に出席してください。 |
オフィスアワー | 日時:講義前後 場所:講義教室 |