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平成30年度以降入学者 | 心理学実験 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 心理学基礎実験・実習1 | ||||
教員名 | 厳島行雄・望月正哉・依田麻子・大森馨子・福島由衣・ 山本真菜 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 心理学の科学的知識獲得の方法論、データ解析、科学レポートの作成を実践することで、心理学に対する認識を深める。 この目的のために、心理学の基礎的な実験法、調査法、検査法の課題を実践することで、授業を展開する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 心理学は実証科学である。そのためには、実際に心理学がどのような方法によってデータを得て、それを分析し、解釈するのかを理解する必要がある。 授業では、実験及び調査の計画の立案、実験及び調査の実施、さらに実験及び調査から得られたデータの解釈に必要な統計に関する基礎知識を習得する。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 授業においては少人数のグループを形成し、実験者と参加者、調査者と被調査者、検査者と被検査者の役割をこなして、データを取得する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。実験実習の進行について説明する。グループ分けを行う。実験における基本的ルールを説明する。 【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する。 【事後学習】教科書1の1章を読み, 心理学における科学的方法および倫理を理解する。 |
2 |
視覚世界の不思議を知る―ミュラー・リヤーの錯視(1)実験計画の立案及び実施 【事前学習】教科書1の3章「背景と目的」を読む。 【事後学習】課題に関連する文献を検索し、事前に文献を読む。 |
3 |
視覚世界の不思議を知る―ミュラー・リヤーの錯視(2)記述統計と推測統計によるデータ分析 【事前学習】教科書2の8章を読む。 【事後学習】分析結果を文章にまとめる。 |
4 |
視覚世界の不思議を知る―ミュラー・リヤーの錯視(3)データ分析・レポートの書き方 【事前学習】関連文献をまとめ,レポートの序論部分を書き始める。教科書1の2章を読む。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
5 |
学習の基本法則を知る―鏡映描写(1)実験計画の立案及び実験の実施・データ整理 【事前学習】教科書1の5章「背景と目的」を読む。 【事後学習】関連する文献を検索する。 |
6 |
学習の基本法則を知る―鏡映描写(2)記述統計と推測統計によるデータ分析 【事前学習】教科書2の9章を読む。 【事後学習】分析結果を文章にまとめる。 |
7 |
学習の基本法則を知る―鏡映描写(3)記述統計と推測統計によるデータ分析・レポートの書き方 【事前学習】関連文献をまとめ,レポートの序論部分を書き始める。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
8 |
認知競合を知る―認知的葛藤(1)実験計画の立案及び実験の実施・データ整理 【事前学習】教科書1の6章「背景と目的」を読む。 【事後学習】関連する文献を検索する。 |
9 |
認知競合を知る―認知的葛藤(2)記述統計と推測統計によるデータ分析 【事前学習】教科書2の10,11章を読む。 【事後学習】分析結果を文章にまとめる。 |
10 |
認知競合を知る―認知的葛藤(3)データ分析・レポートの書き方 【事前学習】関連文献をまとめ,レポートの序論部分を書き始める。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
11 |
生理心理学の世界を知る―皮膚電気活動の観察(1)実験計画の立案と実験の実施・データ整理 【事前学習】教科書1の11章「背景と目的」を読む。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
12 |
尺度構成の方法を知る―一対比較による好悪の尺度化(1)調査の計画立案と調査の実施・データ整理 【事前学習】教科書1の10章「背景と目的」を読む。 【事後学習】関連する文献を検索する |
13 |
尺度構成の方法を知る―一対比較による好悪の尺度化(2)記述統計と推測統計によるデータ分析・レポートの書き方 【事前学習】関連文献をまとめ,レポートの序論部分を書き始める。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
14 |
検査による心理測定を知る―神経心理学的検査・テストバッテリー 【事前学習】教科書1の13章「背景と目的」を読む。 【事後学習】レポート全体をまとめ提出する。 |
15 |
実証的方法の違いによって得られる知識の意味について:学習の整理。 【事前学習】今までの実習のまとめをしておくこと。 【事後学習】3年生で行われるより専門の実習領域について、自身が何を選ぶのか考えておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 厳島行雄、依田麻子、望月正哉(編) 『ポテンシャル心理学実験(仮題)』 サイエンス社 2019年 寺島拓幸、廣瀬毅士 『SPSSによるデータ分析』 東京図書株式会社 2015年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(80%)、授業参画度(20%) 実験・実習の授業であるので、実験の実施への参画の水準、実験遂行への努力が参画度として評価される。レポートに関しては、その内容、提出数によって評価がなされる。 |
オフィスアワー | 最初の授業で各先生より伝える。 |