検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 心理学基礎実験・実習2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 大森馨子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 実習を通して心理学の科学的アプローチを知る |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 心理学の代表的テーマについて、科学的心理学の方法である実験や調査を実習形式にて体験することで、受講生はそのエッセンスを修得します。実験の実施、データの整理、レポート作成という一連のプロセスを経験することで、心理学の知識がどのように得られていくのか身につけることを目指します。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 受講生は4名程度の班に分かれ、実験を実施することになります。実験開始前には、実験のテーマやアプローチ方法、データの整理方法、仮説検証の方法等について説明が行われます。実験後には、実際に収集されたデータの統計的分析を行い、その分析結果の意味を考察します。最終的に、それらのプロセスの要旨をレポートにて報告することになります。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス―レポートの書き方 事前学習:シラバスを確認する 事後学習:レポートの書き方について確認し、教科書p.ⅴ−ⅶを読む |
2 |
感覚能力の世界を知る―触2点閾の測定(1)実験の実施・データ整理 事前学習:教科書p.18−22を読む 事後学習:課題に関連する文献を検索し、読む |
3 |
感覚能力の世界を知る―触2点閾の測定(2)データ分析・レポートの書き方 事前学習:測定したデータを整理し、分析の準備をする 事後学習:レポートとしてまとめる |
4 |
学習の基本法則を知る―連合学習(1)実験の実施・データ整理 事前学習:教科書p.32−35を読む 事後学習:課題に関連する文献を検索し、読む |
5 |
学習の基本法則を知る―連合学習(2)データ分析 事前学習:測定したデータを整理し、心理統計の内容を確認する 事後学習:分析結果を文章でまとめ、図表を作成する |
6 |
学習の基本法則を知る―連合学習(3)データ分析・レポートの書き方 事前学習:関連文献をまとめ、レポートの目的と方法を書き始める 事後学習:レポートとしてまとめる |
7 |
達成動機の仕組みを知る―要求水準(1)実験の実施・データ整理 事前学習:教科書p.63−65を読む 事後学習:課題に関連する文献を検索し、読む |
8 |
達成動機の仕組みを知る―要求水準(2)データ分析 事前学習:測定したデータを整理し、心理統計の内容を確認する 事後学習:分析結果を文章でまとめ、図表を作成する |
9 |
達成動機の仕組みを知る―要求水準(3)データ分析・レポートの書き方 事前学習:関連文献をまとめ、レポートの目的と方法を書き始める 事後学習:レポートとしてまとめる |
10 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(1)調査の計画 事前学習:教科書p.77−79を読む 事後学習:課題に関連する文献を検索し、読む |
11 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(2)調査の実施 事前学習:刺激・尺度を完成させる 事後学習:測定したデータを整理し、心理統計の内容を確認する |
12 |
情緒的意味空間を知る―セマンティック・ディファレンシャル法によるイメージの測定(3)データ分析・レポートの書き方 事前学習:関連文献をまとめ、レポートの目的と方法を書き始める 事後学習:レポートとしてまとめる |
13 |
特別実験(1)実験の考案・実施 事前学習:先行研究を調べ、実験内容を考える 事後学習:関連文献をまとめ、レポートの目的と方法を書き始める |
14 |
特別実験(2)データ分析・レポートの書き方・発表資料の作成 事前学習:測定したデータを整理し、心理統計の内容を確認する 事後学習:レポートとしてまとめる |
15 |
特別実験(3)発表 事前学習:パワーポイントによる報告ができるよう準備をする 事後学習:発表に対するコメントを確認する |
その他 | |
---|---|
教科書 | 心理学実験指導研究会(編) 『実験とテスト:心理学の基礎』 培風館 2012年 寺島拓幸、廣瀬毅士 『SPSSによるデータ分析』 東京図書株式会社 2015年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(80%)、授業参画度(20%) レポートは課題ごとに提出を求め、1本80点満点で採点します。全レポートの平均点で最終的なレポート評価を決定します。授業参画度は、毎回の実験への取り組みや最終課題の口頭発表等によって評価します。初回のガイダンスで、成績評価方法の詳細を説明します。 |
オフィスアワー | 日時:講義前後 場所:講義教室 |