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心理情報処理実習

平成28年度以降入学者	心理情報処理実習
平成27年度以前入学者	心理情報処理実習１
教員名	坂本真士・松浦隆信・亀山晶子・山川樹
単位数	1	学年	3	開講区分	文理学部
学期	前期	履修区分	必修

授業概要	SPSSによるデータ解析を学ぶ（実験データと調査データ）
授業のねらい・到達目標	心理学では実験や調査によって測定したデータを統計的な手法を用いて，分析することが求められる。本授業では，２年次までに習得したデータ分析方法を復習し，発展的内容に取り組む。さらに，因子分析，重回帰分析といった多変量解析法を学ぶ。解析を行うだけでなく，結果の解釈と記述ができるようになることを目標とする。この科目は文理学部（学士（心理学））のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法	心理学において用いられる統計解析手法に関し，データの入力，整理，統計解析の方法を習得する。統計的理論・手法の復習と同時にコンピュータを用いた実際のデータ分析を練習する。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）［事前学習］シラバスを事前に確認すること、「心理学基礎実験・実習」で習った統計処理を復習しておくこと。［事後学習］授業中に配布したプリント等の資料を復習すること
2	質的データの分析（カイ2乗検定）［事前学習］教科書第１章、第４章を復習しておくこと。教科書第３章、第７章を事前に学習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
3	１要因分散分析の理論と実践［事前学習］教科書第９章、第１１章を事前に学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
4	２要因分散分析の理論と実践１［事前学習］教科書第１０章を事前に学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
5	２要因分散分析の理論と実践２［事前学習］教科書第１０章を学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
6	一般線型モデル（共分散分析）［事前学習］教科書第１６章を事前に学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
7	これまでのまとめ、達成度の確認（授業内テスト１。および解説）［事前学習］第６回までの内容を復習しておくこと［事後学習］ここまでの内容を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
8	重回帰分析の理論と実践１：理論を理解する［事前学習］教科書第１３章、第１４章を事前に学習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
9	重回帰分析の理論と実践２：基本操作と記述の仕方を学ぶ［事前学習］教科書第１４章、第１５章を学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
10	重回帰分析の理論と実践３：自分で分析する［事前学習］教科書第１４章、第１５章を学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
11	因子分析の理論と実践１：理論を理解する［事前学習］教科書第１７章を事前に学習しておくこと（特に１７－４まで）、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
12	因子分析の理論と実践２：基本操作と記述の仕方を学ぶ［事前学習］教科書第１７章を事前に学習しておくこと（特に１７－５以降）、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
13	因子分析の理論と実践３：自分で分析する［事前学習］教科書第１７章を学習しておくこと、前回までの内容を復習しておくこと［事後学習］教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと
14	総合練習、これまでの授業内容についての練習問題を課し、SPSSを使って分析し結果を記述する［事前学習］これまでの内容を復習しておくこと［事後学習］わからなかったところ、十分理解できなかったところを確認し、理解不足があれば教員に質問する
15	総まとめ（授業内テスト２、および解説）［事前学習］これまでの内容を復習しておくこと［事後学習］授業全体を復習し、わからない点をなくしておくこと

その他
教科書	寺島拓幸、廣瀬毅士『SPSSによるデータ分析』東京図書 2015年
参考書	山際勇一郎、服部環『文系のためのSPSSデータ解析』ナカニシヤ出版 2016年教科書は、SPSSの操作方法をメインに簡潔に説明している。より詳しい内容については参考書を見ること。また、「心理統計法」の授業で指定の教科書も参考書とする。
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(90%)、授業参画度(10%) 授業内テストは，中間試験，期末試験，および⼩テストで評価する。授業参画度は，授業中の⾏動（早退、遅刻、私語など）によって評価する。
オフィスアワー	担当教員ごとに授業の最初に知らせる。
備考	遅刻は実習の進行を妨げるので厳禁（遅刻者の入室は原則認めない。電車の遅延等の理由がある場合には証明書を添えて申し出ること）。毎回出席していることを前提として課題を進めるので，欠席した場合には次の回までにその回の内容を自習しておくこと。。実習には，教科書を読むだけでなく，パソコンを使ってSPSSを動かす必要がある。なお，SPSSがインストールされたパソコンは，心理学事務室に行けば借りることができる。各教員が事前・事後学修として課題を出すこともあるので，指示にしたがい、必ず提出すること。

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