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臨床心理学特殊実習

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平成28年度以降入学者 臨床心理学特殊実習
平成27年度以前入学者 心理検査法実習２
教員名 狩野武道
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 臨床現場で使用されている心理検査の実施法，採点法，解釈法等について実習を通して学ぶ。心理検査の実施者としての在り方についても体験的に学ぶ。また，臨床心理学的研究の計画立案，調査実施，データ分析，報告書作成等について実習を通して学ぶ。授業者の臨床心理士（公認心理師資格も有する）としての実務経験を利用し，実習指導を行う。
授業のねらい・到達目標 各心理検査の目的や特徴について理解し，受講前よりも説明ができる。
心理検査の実施者としての在り方について，受講前よりも説明ができる。
目的，方法，結果，考察を含む報告書を作成することができる。
授業の方法 実習形式。その他，レポートを課す。
臨床心理学的研究については，少人数グループに分かれて研究計画立案，調査実施，データ分析，報告書作成等を行う。
本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とする。
履修条件 心理学科臨床科学コース在籍者
授業計画
1 オリエンテーション（授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明する）
【事前学習】シラバスならびに心理検査，臨床心理学研究関連本の目次を読む。
【事後学習】授業内で話された内容を整理し，理解を深める。
2 パーソナリティ検査①（質問紙法）（１）検査概要の学習
【事前学習】パーソナリティ検査（質問紙法）の種類や概要について，事前に調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り，わからないことは調べて理解を深める。
3 パーソナリティ検査①（質問紙法）（２）ロールプレイ，採点，解釈
【事前学習】パーソナリティ検査（質問紙法）の施行法，採点，解釈について，事前に調べる。
【事後学習】パーソナリティ検査（質問紙法）の解釈を整理する。
4 パーソナリティ検査①（質問紙法）（３）所見作成
【事前学習】パーソナリティ検査（質問紙法）の所見について事前に調べる。
【事後学習】パーソナリティ検査（質問紙法）の所見を完成させる。
5 パーソナリティ検査②（描画法）（１）検査概要の学習
【事前学習】パーソナリティ検査（描画法）の種類や概要について，事前に調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り，わからないことは調べて理解を深める。
6 パーソナリティ検査②（描画法）（２）ロールプレイ，採点，解釈
【事前学習】パーソナリティ検査（描画法）の施行法，採点，解釈について，事前に調べる。
【事後学習】パーソナリティ検査（描画法）の解釈を整理する。
7 パーソナリティ検査②（描画法）（３）所見作成
【事前学習】パーソナリティ検査（描画法）の所見について事前に調べる。
【事後学習】パーソナリティ検査（描画法）の所見を完成させる。
8 臨床心理学的研究（１）研究計画立案（テーマの検討）
【事前学習】臨床心理学的研究の中で関心のあるテーマを考える。
【事後学習】テーマを決定する。
9 臨床心理学的研究（２）研究計画立案（文献調査と問題・仮説の検討）
【事前学習】文献調査の仕方と仮説について調べる。
【事後学習】仮説を決定する。
10 臨床心理学的研究（３）研究計画立案（調査方法の検討，調査準備）
【事前学習】臨床心理学的研究の調査方法について調べる。
【事後学習】調査実施の準備を整える。
11 臨床心理学的研究（４）調査の実施
【事前学習】調査を実施する。
【事後学習】調査データを整理する。
12 臨床心理学的研究（５）データの分析
【事前学習】データ分析の方法について調べる。
【事後学習】データの分析をする。
13 臨床心理学的研究（６）データの解釈と報告書の作成
【事前学習】データ分析の解釈をする。
【事後学習】報告書の作成を進める。
14 臨床心理学的研究（７）報告書の作成と発表
【事前学習】報告書を完成させる。
【事後学習】作成した報告書をよりよいものにするにはなにが必要かを検討する。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
【事前学習】これまでの授業内容について復習をする。
【事後学習】授業内容について振り返り，わからないことは調べて理解を深める。
その他
教科書 なし
参考書 授業中に，必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
レポートは，各心理検査の所見および臨床心理学的研究の報告書をレポートとして評価する。
授業参画度は，発表，発言，ワークへの取り組み，小レポート等で評価する。
オフィスアワー 授業終了後教室にて。
備考 本実習科目は，日本心理学会が認定する「認定心理士（心理調査）」の資格申請に必要な心理調査関係科目の「3）実践」に相当する。

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