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科目名 | スポーツマーケティング論 | ||||
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教員名 | 水上 博司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 本授業では、「文化としてのスポーツ」と「商品としてのスポーツ」の違いを理解した上で、アメリカの経営学者Philip Kotlerとオーストリアの経営学者Peter Druckerが提唱したマーケティングの基礎理論をベースにしながらスポーツを対象としたマーケティングの特徴とその基礎理論を学ぶ。その上で、スポーツマーケティングの実例と経済効果およびそれらのマーケティング手法のメリットとデメリットを理解する。また、ITを活用したマーケティング手法の最新事例とスポーツ界での活用可能性を講義する。 |
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授業のねらい・到達目標 | わが国おけるスポーツの産業化の歴史的変遷を理解し、その日本的な特徴を諸外国のそれと比較できるようにする。その上でマーケティング論からみたスポーツの特徴とスポーツを題材としたマーケティングの特徴を類型化した上で、具体例をあげて説明できるようにする。またスポーツマーケティングの手法を多様な実例から学び、受講生は自らが実践してきたスポーツを題材にマーケティングの具体的手法を構想し、それらのメリットとデメリットの両面から説明できるようにする。この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP9,CP10に対応しています。 |
授業の方法 | 受講生には、講義ノートを配布する。講義ノートは【事前学習】においてはリサーチしておくべき事柄を事前に十分理解し、講義においては提示されたパワーポイント資料およびDVD等の映像資料にもとづいてノートテイクをし、リアクションペパー(受講カード)に講義の感想を記す。【事後学習】においては指定された講義ノートのページに学んだことを記して受講履歴を残す。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | なし。2年次開講の「スポーツ社会学1・2」を受講する学生は履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
本講義の到達目標と講義の方法および配布する講義ノートとリアクションペーパー(受講カード)の活用方法について説明する。 【事前学習】 シラバスを事前に確認しておくこと。 【事後学習】 次週の講義内容は講義ノートの2ページ「スポーツの誕生と日本スポーツ」がテーマなので、このページを読んで予習をしておくこと。 |
2 |
「スポーツの誕生と日本スポーツ」について講義をする。日本人のライフスタイルとスポーツの「する・みる・ささえる」といった多様化について解説。 【事前学習】 講義ノートの2ページ「スポーツの誕生と日本スポーツ」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート2ページの内容を講義ノートの5ページに整理し、説明できるようにする。 |
3 |
「スポーツマーケティングの特徴」について講義する。現代スポーツの商業主義とマーケティングからみたスポーツの特徴について解説。 【事前学習】 講義ノートの3ページ「スポーツマーケティングの特徴」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート3ページの内容を講義ノートの5ページに整理し、説明できるようにする。 |
4 |
「複数マーケット」について講義する。ライブ・メディア・イフェクト・フリングの4種のマーケットについて解説。 【事前学習】 講義ノートの4ページ「複数マーケット」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート4ページの内容を講義ノートの5ページに整理し、説明できるようにする。 |
5 |
「マーケティング論が誕生した背景」について講義する。生成期のマーケティング産業について解説。 【事前学習】 講義ノートの6ページ「マーケティング論が誕生した背景」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート6ページの内容を講義ノートの9ページに整理し、説明できるようにする。 |
6 |
「マーケティングの目的」について講義する。マーケティングの目的と企業スポーツの隆盛ロジックを解説。 【事前学習】 講義ノートの7ページ「マーケティングの目的」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート7ページの内容を講義ノートの5ページに整理し、説明できるようにする。 |
7 |
「日本へのマーケティング論の導入」について講義する。日本におけるマーケティングの目的の変化を解説。 【事前学習】 講義ノートの8ページ「日本へのマーケティング論の導入」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート8ページの内容を講義ノートの9ページに整理し、説明できるようにする。 |
8 |
「広告とスポーツ」について講義する。広告の帰路理論と西武グループのスポーツマーケティングを解説。 【事前学習】 講義ノートの10ページ「広告とスポーツ」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート10ページの内容を講義ノートの13ページに整理し、説明できるようにする。 |
9 |
「冠大会から企業スポーツの危機」について講義する。アマチュア凋落の構図と企業スポーツの危機を解説。 【事前学習】 講義ノートの11ページ「冠大会から企業スポーツの危機」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート11ページの内容を講義ノートの13ページに整理し、説明できるようにする。 |
10 |
「オリンピックマーケティング」と「スポーツ産業の成長と領域」について講義する。マーチャンダイジングとスポーツ放映権、スポーツ産業の領域を解説。 【事前学習】 講義ノートの14、15ページ「オリンピックマーケティング」と「スポーツ産業の成長と領域」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート14、15ページの内容を講義ノートの17ページに整理し、説明できるようにする。 |
11 |
「顧客生産価値と2つのアプローチ」について講義する。ライフタイムバリューとニーズとウォンツを解説。 【事前学習】 講義ノートの16ページ「顧客生産価値と2つのアプローチ」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート16ページの内容を講義ノートの17ページに整理し、説明できるようにする。 |
12 |
「インバインドとインフルエンサー」について講義する。オウンド、ペイド、アーンドメディアを解説。 【事前学習】 講義ノートの18ページ「インバインドとインフルエンサー」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート18ページの内容を講義ノートの21ページに整理し、説明できるようにする。 |
13 |
「マーケティングの4Cと4P」について講義する。セグメンテーション、ターゲッテング、ポジショニングとマーケティングの全体像を解説。 【事前学習】 講義ノートの19ページ「マーケティングの4Cと4P」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート19ページの内容を講義ノートの21ページに整理し、説明できるようにする。 |
14 |
「アスリートマネジメント」と「プロモーションと企業スポーツ」について講義する。IMGのビックビジネスと企業におけるアスリートマネジメントの今昔を解説。 【事前学習】 講義ノートの20ページ「アスリートマネジメント」と22ページ「プロモーションと企業スポーツ」を読んで疑問点や関連情報を事前リサーチしておくこと。 【事後学習】 講義ノート20、22ページの内容を講義ノートの25ページに整理し、説明できるようにする。 |
15 |
試験と解説 【事前学習】 講義ノートを活用して第2回から第14回の講義内容を復習すること。 【事後学習】 試験で出題された講義内容を講義ノートの29ページに整理し、説明できるようにする。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) 受講生は、毎時講義終了後にリアクションペーパー(受講カード)を提出します。リアクションペーパーは授業参画度の評価対象となります.なお,授業開始時にリアクションペーパーを受理できない場合には遅刻の扱いになります. |
オフィスアワー | 授業終了後、教室にて質問等を受け付ける。 |