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スポーツ栄養学演習

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科目名 スポーツ栄養学演習
教員名 松本 恵
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 自身の食事を適切にコントロール(コンディショニング)できるようになるための実践を習得し、さらに、スポーツ指導者としての食事指導の技術を学ぶ。担当教員のオリンピック・マルチサポートハウス「ミール担当」日本陸上競技連盟「食育プロジェクト」メンバーとしてのアスリートへの栄養サポートの実務経験を基に、スポーツ栄養学の実践を解説する。
授業のねらい・到達目標 栄養サポートの現場で使用される測定機器や検査キットを使って、実際に実験し、科学的根拠に基づいたコンディショニングについて知る。また、献立作成や栄養計算・栄養指導について学び、自身のコンディショニングはもちろん、スポーツ指導者としてのスキルの習得を目指す。この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP9,CP10に対応しています。
授業の方法 実際の計器や血液検査キットなどを用いて実験し、測定方法・データ処理、解釈について学ぶ。また、さまざまな対象者・競技別に必要な食事や栄養について、実際に献立作成や栄養計算、栄養指導の資料作成などを行う。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 スポーツ栄養学の単位修得者
授業計画
1 ガイダンス (授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを確認しておく
【事後学習】テキストを確認しておく
2 身体組成の計測と栄養学 身体組成の測定方法
【事前学習】測定しやすい服装で来てください
【事後学習】体重コントロール計画を立案する
3 食品の計測とカロリー計算
【事前学習】食品のカロリー表示を見ておこう
【事後学習】身近な食品の成分表示を調べる
4 生化学データの解釈と食事の関係①  血液データと栄養
【事前学習】健康診断などのデータを見直しておく
【事後学習】食事改善計画を立案する
5 生化学データの解釈と食事の関係②  尿検査データと栄養
【事前学習】健康診断などのデータを見直しておく
【事後学習】食事改善計画を立案する・調整する
6 生化学データの解釈と食事の関係③  血糖値、尿たんぱく検査キット
【事前学習】健康診断などのデータを見直しておく
【事後学習】食事改善計画を立案する・調整する
7 食事献立と栄養計算① 栄養計算の方法
【事前学習】1週間の食事内容を記録しておく
【事後学習】食事調査を実施する
8 食事献立と栄養計算② 消費カロリーと摂取カロリー
【事前学習】食事調査ソフトに入力する
【事後学習】栄養計算を実施する
9 食事内容の選択方法① 競技別、期分け別献立作成
【事前学習】年間スケジュールを見直しておく
【事後学習】年間スケジュールに則した食事計画を立案する
10 食事内容の選択方法② 自宅、合宿所、海外遠征
【事前学習】年間スケジュールを見直しておく
【事後学習】合宿・遠征に適した食事計画を立案する
11 食育とスポーツ ジュニア選手への栄養指導
【事前学習】食育について調べておく
【事後学習】スポーツ食育媒体を作成する
12 栄養指導媒体の作成① 指導内容の計画作成
【事前学習】これまでの授業内容をまとめておく
【事後学習】指導媒体用資料を収集する
13 栄養指導媒体の作成② リーフレットづくり
【事前学習】指導対象者を設定しておく
【事後学習】指導媒体を作成する
14 第2回目から第13回目までの演習内容・リーフレットについて質疑応答を行う。
【事前学習】前回までの授業内容をまとめておくこと
【事後学習】指導媒体を見直し、改善点をまとめる
15 スポーツ栄養学の実践について復習・解説を行い、授業の理解を深める
【事前学習】これまでの授業内容をまとめておく
その他
教科書 『体育・スポーツ系指導者・学生のためのスポーツ栄養学 (田口素子)』 第一出版 2014年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業への積極的な参加を評価のポイントとします。授業内での活発な議論や発言を期待します。レポートは演習内容の取りまとめ、作業について作成してもらいます。内容、提出方法は授業内で指示します。
オフィスアワー 適宜対応します

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