検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 健康・スポーツ実践1(卓球) | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 葛西 順一 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 半期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 卓球の面白さを理解し、相手を尊重して、連続的に続くラリーを楽しみ、コミュニケーションを図りましょう。 卓球は、頭が良くなるスポーツ、生涯にわたって楽しめるスポーツであるといわれます。それは何故でしょうか。その理由は、常にボールが1秒簡の間に飛んでくること、打たなければなりません。空振りしてもよいのです。ボールが来たら打ちます。打たざるを得ません。速いボールが来たからと言って、速いボールが体や頭にぶつかっても、怪我をすることはありません。野球やバレーボールでは、速いボールが来たら怪我をする可能性もあります。怖くてまともに打てないということはありません。怪我がないから、安心して打てるのです。だから、打つのが楽しいのです。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 連続的にラリーを続ける技術力を養うとともに、ラリーを続けるためのポイント である以下の項目、「打球感覚」,「リズム感覚」,「スポーツビジョンの能力(後天的なトレーニング効果が期待できます)」,「巧緻性」を並行して高めることを目標とします。結果として、50本の連続ラリーが続くように練習を続けるのです。相手を尊重しながら打つことで、丁寧なボールさばきとなります。相手に優しい、相手に打ちやすいボールを打とうと努力することは、気配りです。初心者の人は、最初はミスばかりです。 ミスが多く、相手に悪いと思い、手がすくみます。だから、練習が億劫になるのです。初心者の方は、可能な限り、上級者の人と練習をすえRば、必ずうまくなります。打ってあげる人が指導者であれば、もっと良いでしょう。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の受講学生が全員交替で練習ができるようにする。総あたりの練習となる。一人一人が使用するラケット(約180g)とボール(約2g)に個体差はないが、打球されるボールの質(回転・コース・タイミング)等は正に千差万別である。この打球感覚が鈍い人もいるが、時間をかけて練習を積めば、次第に出来るようになる。異なる種類のボールを打つことによって、頭が活性化される。動きも次第に良くなる。 ダブルスになれば、シングルスより動く距離が大きくなるので、運動量も次第に増えることになり、立派な有 酸素運動となり、知らず知らずのうちに、体力が増す、持久力が増すということにつながる訳です。、 |
授業計画 | |
---|---|
1 | 最初はオリエンテーションです。しっかりと聞きましょう。授業の進め方。授業で準備するもの。成績評価法。合宿や試合の届け出について。遅刻や欠席の扱い方。卓球の歴史、グリップについてしっかりと学ぶ。 |
2 | 打球感覚を覚える:第1回目。1.ボールをラケットにのせてボール突き。2.向かい合い相手と羽根つき。3.ネット際打球練習、4.コートから離れて羽根つき。台上でラリー。バック対バックでラリー練習を行う。 |
3 |
打球感覚を覚える:第2回目。1.相手とボール突き。2.向かい合いの羽根つき。3.バック対バック。 4.フォア対フォア。5.ボール当て練習(相手を総当たりで変える)を行う。 |
4 | 自己紹介練習:第1回。バック対バックでラリーを続けながら、自己紹介を行う。学部・学年・男女・年齢・趣味・出身校・主義・信条を問わず自分自身をPRする。フォア対フォアでも行う。ボール当て練習も行う。 |
5 | 自己紹介練習:第2回。バック対バックでラリーを続けながら、自己紹介を行う。学部・学年・男女・年齢・趣味・出身校・主義・信条を問わず自分自身をPRする。ボール当て練習も行う。 |
6 | 同時打球練習:第1回。2人がボールをもって、同じタイミングで「せーの」と声をかける。同時に、2人 がその合図でサービスを出す。ボールがネット越えで相手の頭の高さまでボールを弾ませる。ボール当て練習を行う。 |
7 |
同時打球練習:第2回。2人がボールをもって、同じタイミングで「せーの」と声をかける。同時に、2人 がその合図でサービスを出す。ボールがネット越えで相手の頭の高さまでボールを弾ませる。ボール当て練習を行う。 |
8 | サービスの練習:第1回。オープンハンドサービス。第1バウンドを自領コートに弾ませ、第2バウンドを相手コートに弾ませる。ボールのどの部分を当てるかを意識させる。たたく場合と擦る場合の2つの方法を学ぶ。 |
9 | サービスの練習:第2回。第1バウンドを自領コートに弾ませ、第2バウンドを相手コートに弾ませる。ボールのどの部分を当てるかを意識させる。下回転をかけ、床でボールを戻すことを意識した練習を行う。 |
10 | レシーブ練習:第1回。ボールに上回転をかける一人練習。自分に戻ってくるよう、ボールを台上で転がし、エンドライン際で落ちる際に、コートの縁にあてたラケットを上方に擦り上げる。最も効果的な練習である。 |
11 | レシーブ練習:第2回。ボールに上回転をかける一人練習。自分に戻ってくるよう、ボールを台上で転がし、エンドライン際で落ちる際に、コートの縁にあてたラケットを上方に擦り上げる。最も効果的な練習である。 |
12 | シングルスのゲーム:第1回。サービスは1本交替で5点先取法。サービスが2本交替で7点先取法。サービス2本交替で11点先取法を行う。4人の総当たり。7人の総当たり戦を行う。 |
13 | シングルスのゲーム:第2回。サービスは1本交替で5点先取法。サービスが2本交替で7点先取法。サービス2本交替で11点先取法を行う。4人の総当たり。7人の総当たり戦を行う。 |
14 | 50本往復ラリーテスト。2人組み、ノーミス連続ラリー。ミスで最初から行う。2人が心を合わせ、タイミングを合わせ、リズムを合わせればきっとラリーは続きます。ネットイン・エッジボールは除外する。 |
15 | 団体戦を行う。シングルス4試合、ダブルス1試合。3点先取法。①A対X、②B対Y、③ダブルス、④A対Y、⑤B対X。スコア表を用意し、記入させる。試合結果を正式な形式で提出する。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(50%) 授業参画度を50点としていますが、積極的な発問や関わり度を重視しています。 |
オフィスアワー | 9時~12時 |