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科目名 | 日本教育史2 | ||||
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教員名 | 小野雅章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 日本の近代教育の特色を、主として学校文化や教育慣行の側面から明らかにし、過去の歴史的背景が、現代の教育のどのように影響しているのかを考察する。また、学校史料の調査員としての経験をふまえて、教育史料の扱い方などについても論究したい。 |
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授業のねらい・到達目標 | 学校文化や教育慣行のからの日本の近代教育の特色について、学生が自ら教育史的な方法で思考して、近代教育の構造を理解できるようになることを目的とする。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP2,CP3,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 主として、講義形式の授業とする。適宜、小レポートを課すことにより、受講生の考えや質問を把握し、それ以降の授業の参考にしたい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(教育の歴史を学校文化からみる意味) 〔事前学習〕:日本教育史1の内容を復習しておく 〔事後学習〕:指定した参考文献の所在などを図書館などで確認しておく |
2 |
愛国心と教育1(教育勅語とは何だったのか) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その1】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
3 |
愛国心と教育2(戦前日本の学校儀式) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その2】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
4 |
愛国心と教育2(戦後日本の学校儀式) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その3】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
5 |
教授・学習と教育環境の歴史1(紙・鉛筆・謄写版と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その4】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
6 |
教授・学習と教育環境の歴史2(机・腰掛の変遷と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その5】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
7 |
教授・学習と教育環境の歴史3(校舎・教室の変遷と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その6】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
8 |
前半分のまとめと質疑応答 〔事前学習〕:第1回から第7回までの授業内容を復習しておく 〔事後学習〕:小レポートを作成する |
9 |
「教育病理」の歴史1(戦前の「教育病理」への認識) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その7】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
10 |
「教育病理」の歴史2(学校紛擾の歴史) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その8】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
11 |
「教育病理」の歴史3(青少年犯罪と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その9】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
12 |
制服の歴史1(男子生徒の制服と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その10】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
13 |
制服の歴史2(女子生徒の制服と教育) 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その11】)を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
14 |
日本の近代教育の史的構造 〔事前学習〕:予め配布した授業資料(日本教育史2【その12】を読み、授業内容を把握しておく 〔事後学習〕:授業中に紹介した文献・史料を確認して学習を深めておく。 |
15 |
まとめ(学校文化史にみる近代教育) 〔事前学習〕:第9回から第14回の授業内容を復習しておく 〔事後学習〕:レポートを作成し提出する |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。担当者が授業用資料(レジュメ)を用意する。 |
参考書 | 授業用資料(レジュメ)に、その都度紹介し、授業前後の予習・復習の参考にしてもらいたい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 授業を通じて教育について歴史的に考察するような思考態度を身につけてもらえたかどうかを中心に評価する。 |
オフィスアワー | 火曜日3時限(13:00~14:30) |