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教育内容論

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科目名 教育内容論
教員名 高山昇
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 日本の教育内容の歴史的変遷と新しい時代の授業をテーマに授業を行います。
日本の教育課程の編成や学習指導要領の変遷を解説しながら、各回の授業テーマについて講義、議論を行います。また、学習指導要領改訂と社会情勢との関わりや、現行の学習指導要領に基づいた授業提案について、発表と討論を実施します。なお、授業提案については、実務経験に基づきアドバイスを行います。
授業のねらい・到達目標 日本の教育内容について、その歴史的経緯や特質を時系列的に理解し伝えられること。また、教育内容に応じた授業手法(アクティブラーニングの視点など)や学習教材(アクティビティーやICT:情報通信技術の活用など)を考察し、具体的な授業提案ができることを授業のねらいとします。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP7,CP8に対応しています。
授業の方法 配布プリント、パワーポイントによる講義。グループワークやプレゼンテーションによる演習。演習のリフレクション(振り返り)を実施します。
授業期間内には、口頭発表の準備と実施。振り返りレポートの作成と提出が課題となります。第14週目には事前に提示した課題ついて、学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboard等のメディアを利用して質疑応答等及びフィードバックを行います。
本授業の事前・事後学習は以下の項目です。口頭発表、プレゼン、レポートの提出時期によって異なりますが、一回あたりの授業に2時間の事前・事後学習が必要となります。
 ・授業前に配布プリントの指定範囲を熟読し、質問事項をまとめておく。(60 分程度)
 ・授業計画で指示されている[事前学習]と[事後学習]を実施する。(30 分程度)
 ・授業後に配布プリントの該当箇所を読み直し、重要事項をまとめておく。(30 分程度)
 ・口頭発表、プレゼンの準備をし、リハーサルを行っておく。(120 分程度)
 ・口頭発表、プレゼン後に振り返りのレポートを作成する。(120 分程度)
履修条件 履修条件はありません。ただし、受講希望者が20名を越えた場合は、第1回授業時に受講者の調整を行います。調整が行われた場合、第2回授業以降の受講希望は受け付けられません。受講希望者は、必ず第1回の授業ガイダンス(授業テーマ、到達目標及び授業の方法についての説明)に出席して下さい。
授業計画
1 ガイダンス(授業テーマ、到達目標及び授業の方法についての説明)
教育課程① ~ 教育課程とは
 [事前学習] 受講前にシラバスを熟読しておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
2 教育課程② ~ 教育課程の変遷
 [事前学習] 配布プリント2-9を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
3 教育課程③ ~ 教育課程と学習指導要領
 [事前学習] 配布プリント10-19を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
4 学習指導要領と教育内容① ~ 昭和の試案期の改訂を中心に
 [事前学習] 配布プリント41-49を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
5 学習指導要領と教育内容② ~ 昭和の高度成長期の改訂を中心に
 [事前学習] 配布プリント50-58を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
6 学習指導要領と教育内容③ ~ 平成期の改訂を中心に
 [事前学習] 配布プリント59-67を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
7 学習指導要領に関する口頭発表&質疑応答、及びフィードバック① 前半グループ
 [事前学習] 口頭発表の資料を整理、作成し、リハーサルをしておく。
 [事後学習] 質疑とフィードバックを振り返り、修正事項をまとめておく。
8 学習指導要領に関する口頭発表&質疑応答、及びフィードバック② 後半グループ
 [事前学習] 口頭発表の資料を整理、作成し、リハーサルをしておく。
 [事後学習] 質疑とフィードバックを振り返り、修正事項をまとめておく。
9 復習と解説① ~ 教育内容に関する事実・事例の整理とレポート課題の発表及びフィードバック
 [事前学習] 自身の口頭発表を振り返り、振り返りのレポートを作成する。
 [事後学習] 質疑とフィードバックを振り返り、修正事項をメモしておく。
10 「総合的な学習の時間」の動向とその教育内容(生活科との関連を含む)
 [事前学習] 配布プリント88-97を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
11 アクティブ・ラーニングをどのように捉え、授業に取り入れるのか
 [事前学習] 授業で配布する先行研究論文を通読し、質問事項をまとめておく。
 [事後学習] 講義内容を振り返り、興味を持ったキーワードや出来事をメモしておく。
12 授業計画案・学習教材のプレゼンテーション&質疑応答及びフィードバック① 前半グループ
 [事前学習] プレゼンの資料を整理、作成し、リハーサルをしておく。
 [事後学習] プレゼンとフィードバックを振り返り、修正事項をまとめておく。
13 授業計画案・学習教材のプレゼンテーション&質疑応答及びフィードバック② 後半グループ
 [事前学習] プレゼンの資料を整理、作成し、リハーサルをしておく。
 [事後学習] プレゼンとフィードバックを振り返り、修正事項をまとめておく。
14 復習と解説② 授業計画の作成・学習教材の編集・制作。課題について質疑応答等及びフィードバックを行う。
 [事前学習] 討論、フィードバックを踏まえ、授業計画案・学習教材を再作成する。
 [事後学習] プレゼンとフィードバックを振り返り、振り返りのレポートの作成に取りかかる。
15 復習と解説③ 授業計画案・学習教材のプレゼンテーションについてのまとめと補足解説。
 [事前学習] 振り返りのレポートを完成させ、提出の準備をする。
 [事後学習] 授業で使用したプリント、レポート、授業計画案などをポートフォリオとしてまとめておく。
その他
教科書 ※ 購入する教科書はありません。必要に応じてプリントを配布します。
参考書 根津朋実・吉江森男 『教育内容・方法 (教職シリーズ3)』 培風館 2010年 第1版
里見実 『学校でこそできることとは、なんだろうか』 太郎次郎社エディタス 2005年 第1版
教育科学研究会編 『なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか』 国土社 2006年 第5版
渡部淳・編 『中高生のためのアメリカ理解入門』 明石書店 2005年 第1版
※ 購入すべき参考書はありません。必要に応じてプリントを配布します。興味のある参考書については、各自図書館等で検索して下さい。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(40%)、口頭発表と振り返りレポート(30%)、授業計画案と学習教材のプレゼンと振り返りレポート(30%)
授業参画度、口頭発表、授業計画案と学習教材のプレゼンと、それぞれの振り返りレポートを総合し、6割以上の得点者を合格とします。授業参画度は授業における振り返りのディスカッションによって評価します。授業や成績に関わる不正行為には厳正に対処します。
オフィスアワー 質問等には授業前後、使用教室にて応じます。
備考 受講前にシラバスを熟読して下さい。授業期間中は、次週授業の予習が事前・事後学習の課題となります。口頭発表やプレゼンの準備。振り返りレポートの作成には丁寧に取り組み、スケジュールを順守して下さい。講義や演習の進度・内容は、履修者の人数、興味・関心によって変更する場合があります。授業の開始時刻、提出物の期限を厳守して下さい。

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