検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 生涯学習論(他学科用) | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 上野昌之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | この講義では、生涯学習の理念・意義を踏まえ、社会教育施設のあり方、役割をとらえた後に、国内における様々な様態、特に多文化・多民族の状況下において自己実現に向かう人々の動向に目を向け、学習権がなぜ人々にとってかけがえのない権利であるのかを理解する。そして、その実現のために自己に託された課題とは何かを追求する。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | この授業では生涯学習意義を社会教育・学校教育との関連の中で位置づけていくことをひとつのねらいとし、社会教育施設や学校教育などの学社連携の重要性を理解していく。また第2点として多文化共生社会の実現に向け社会のあり方を考えていくとをねらいとする。私たちは生涯にわたり学習を続けていく存在であり、その実現には多様な価値観を持つ社会構築に向けた参画が不可欠なことを理解していくのがこの講義の到達目標である。 |
授業の方法 | パワーポイントとハンドアウトを用い講義形式で行う。定期的に授業内で課題を行ってもらう。 本授業の事前・後学習は ,各2時間 の学習を目安とします。 |
履修条件 | 生涯学習、社会教育、多文化共生について学びたいと考えるもの。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 【事前学習】シラバスを事前に確認する。 【事後学習】学校以外での学習施設を訪れたときにそこの持つ学習機能を考える。 |
2 |
生涯学習とは何か①-生涯学習の概念 【事前学習】教科書第1章第1節を読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
3 |
生涯学習とは何か②-生涯学習の意義 【事前学習】教科書第3章を読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
4 |
社会教育の歴史 【事前学習】教科書第2章を読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
5 |
生涯学習と学校教育 【事前学習】教科書第4章を読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
6 |
生涯学習と施設・機関(1)(図書館) 【事前学習】教科書第10章1-3「図書館」について読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
7 |
生涯学習と施設・機関(2)(博物館) 【事前学習】教科書第10章1-3「博物館」について読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
8 |
生涯学習と施設・機関(3)(公民館) 【事前学習】教科書第10章1-3「公民館・公民館類似施設」について読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
9 |
生涯学習関連行政の仕組み 【事前学習】教科書第8章第1・2節を読みまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
10 |
生涯学習をめぐる諸課題①-多文化・多民族共生社会への取り組み(マイノリティとの共生①ニューカマー) 【事前学習】外国人労働者の問題を調べまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
11 |
生涯学習をめぐる諸課題②-多文化・多民族共生社会への取り組み(マイノリティとの共生②オールドカマー) 【事前学習】在日韓国・朝鮮人の人々について調べまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
12 |
生涯学習をめぐる諸課題③-多文化・多民族共生社会への取り組み(識字問題への取り組み) 【事前学習】外国人の移入による識字問題とはどのようなものであるか調べまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
13 |
生涯学習をめぐる諸課題④-多文化・多民族共生社会への取り組み(先住民族の課題) 【事前学習】アイヌ民族についての近現代の歴史を調ベまとめる。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
14 |
試験と解説 【事前学習】第2回~第13回までの内容を復習する。 【事前学習】学修した内容を整理する。 |
15 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) 学校学力から生涯学力へ 【事前学習】将来の教育にとって必要なものとは何かを考える。 【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 佐藤晴雄著 『生涯学習概論』 学陽書房 2016年 第1次改訂版 授業は基本的に教科書に準拠しながら進めます。 |
参考書 | 田中 宏 『在日外国人 (岩波新書)』 岩波書店 2013年 第3版 佐久間孝正 『多国籍化する日本の学校』 勁草社 2015年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度を毎回の リアクションペーパ等で評価します。(30%) 試験を重視し、授業内の課題・リアクションペーパーなどを含め総合的に判断する。 |
オフィスアワー | 講義終了から20分(講義室または本館2階講師室) |