検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 社会学史1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 好井裕明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 私たちが生きている現代社会を考えるとき、どのようなものの見方があるのだろうか。近代社会の成立からはじめ、マックス・ヴェーバー、ゲオルグ・ジンメル、エミール・デュルケーム、G.H.ミードを中心に説明し、社会を見る味方の基礎となる概念や思想を説明する。行為・関係性・構造・自我という基本的な見方の理解を進める。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 社会学的ものの見方の基礎となる概念である「行為」「関係性」「構造」「自我」を理解することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 講義形式で進め、重要事項は板書する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
近代社会の始まりと社会学:産業革命以降の社会の大転換と現代 【事前学習】1年次で学んだ社会学の知識を反省しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の序章を読む。 |
2 |
近代社会をいかの捉えるのか:M.ヴェーバーの「呪術からの解放」 【事前学習】1年次で学習したヴェーバーに関する知識を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第4章前半を読む。 |
3 |
近代社会をいかに捉えるのか:「官僚制」と「支配の3類型」 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第4章後半を読む。 |
4 |
社会的行為の科学としての社会学:「行為の類型論」と「理念型」 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第4章全体を今一度読む。 |
5 |
人間の実践を捉える科学としての社会学:G.ジンメルの「疎外論」 【事前学習】1年次で学習したジンメルに関する知識を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第5章前半を読む。 |
6 |
人間の実践を捉える科学としての社会学:「形式社会学」「人間の距離・関係性」 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第5章後半を読む。 |
7 |
人間の実践を捉える科学としての社会学:「生の哲学」「貨幣の哲学」 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第5章全体を今一度読む。 |
8 |
経験科学としての社会学:E.デュルケーム「自殺論」「アノミー」 【事前学習】1年次に学習したデュルケームに関する知識を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第3章前半を読む。 |
9 |
経験科学としての社会学:「社会分業論」「社会的事実」 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第3章後半を読む。 |
10 |
近代社会の自己認識としての社会学:「行為」「関係性」「構造」という見方 【事前学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第3章後半を読む。 【事後学習】ヴェーバー、ジンメル、デュルケームの社会学的見方を整理しておく。 |
11 |
社会的自我という考え方:「鏡に映った自我」など 【事前学習】1年次で学習した自我論をめぐる知識を整理しておく。 【事後学習】自我と社会について、自分の日常から考え直してみる。 |
12 |
社会的自我という考え方:G.H.ミードの「他者論」 【事前学習】1年次で学習したミードに関する知識を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第6章前半を読む。 |
13 |
社会的自我という考え方:「Iとme] 【事前学習】前回の講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史Ⅰ』の第6章後半を読む。 |
14 |
慣習・人々の生活様式を捉える考え方:「フォークウェイズ」 【事前学習】1年次で学習したアメリカ社会学に関する知識を整理しておく。 【事後学習】民衆知、慣習的な知がどのように日常に影響しているのかを身近な事例から考え直してみる。 |
15 |
近代社会の自己認識・経験主義・社会過程論としての社会学を考える 【事前学習】これまでの講義内容を整理しておく。 【事後学習】テキスト『社会学の歴史』で理解した内容を書きだしておく。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 奥村隆 『社会学の歴史Ⅰ』 有斐閣 2014年 第1版 好井裕明 『「今、ここ」から考える社会学』 筑摩書房 2017年 第1版 テキストは講義や課題レポートで使用しますので、受講生は必ず購入してください。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(90%)、授業参画度(10%) 講義の理解度を確認するための課題レポート(2000字以上)を3回実施します。このレポートで成績評価します。 |
オフィスアワー | 毎週火曜日、水曜日の12時15分~12時45分 |