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科目名 | ジャーナリズム論 | ||||
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教員名 | 仲川秀樹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | ジャーナリズムの世界を古典理論を中心に体系的に論じます。ジャーナリズムの影響過程を、強力効果論、限定効果論の古典理論から入り、ジャーナリズムの強大さにせまります。具体的には、「世論」「議題設定機能」「沈黙の螺旋理論」から、説得的コミュニケーションとしての世論操作とプロパガンダを論じていきます。政治宣伝から商業宣伝としての広告やPRなども含みます。ジャーナリズムを考えるには、送り手と受け手の責任も重要であることから、送り手であるマス・コミュニケーションの社会的責任、受け手であるオーディエンスのメディア・リテラシーの問題を取り上げる予定です。マス・コミュニケーションにおけるジャーナリズムの世界を体系的に考える内容の授業となります。 |
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授業のねらい・到達目標 | ジャーナリズム世界を体系的に理解することにより、その影響と効果を正確に理解できることをめざします。ジャーナリズムの影響から社会がどのように流れていくのか、その過程をたどり、情報認識力を養いながら、世論などの動向に対応できるようになります。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 |
授業の方法 | 講義を中心に進めてまいります。シラバスと教科書の内容に沿って、基礎理論として古典理論から入り、今日のジャーナリズムにかかわる問題を分析します。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 前期「マス・コミュニケーション論」を履修していることが望ましいです。 |
授業計画 | |
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1 |
ジャーナリズム論の授業の進め方(授業内容、授業方法、成績評価などを説明します) 【事前学習】シラバスと教科書を読んでおいてください 【事後学習】教科書とシラバス内容を確認し、次回の授業に備えてください |
2 |
ジャーナリズムの世界 【事前学習】教科書の目次を確認してください 【事後学習】ジャーナリズムの世界の概観を授業内容から整理してください |
3 |
ジャーナリズムと世論 【事前学習】教科書第4章の1を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
4 |
ジャーナリズムの影響力と「議題設定機能」 【事前学習】教科書第4章の2を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
5 |
強力効果論の再生と「沈黙の螺旋理論」 【事前学習】教科書第4章の3を、読んでおいてください。 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
6 |
「第三者効果」と「社会依存モデル」 【事前学習】教科書第4章の4を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
7 |
ジャーナリズムと説得的コミュニケーション 【事前学習】教科書第5章の1を読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
8 |
世論操作とプロパガンダ 【事前学習】教科書第5章の2と3を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
9 |
説得的コミュニケーションと大衆説得 【事前学習】教科書第5章の4を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
10 |
説得的コミュニケーションと広告 【事前学習】教科書第5章の5と6を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
11 |
情報の送り手の責任 【事前学習】教科書第8章の1を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
12 |
オーディエンスの社会的責任 【事前学習】教科書第8章の2を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
13 |
メディア・リテラシー 【事前学習】教科書第8章の3を、読んでおいてください 【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください |
14 |
ジャーナリズムとオーディエンスのバランス 【事前学習】教科書第8章の要点を考えてください 【事後学習】教科書と講義ノートを参照し、ジャーナリズムの影響効果を振り返ってください |
15 |
ジャーナリズム論の総括 【事前学習】これまでの講義ノートを再確認してください 【事後学習】講義における要点を、教科書と講義ノートからピックアップし、整理してください |
その他 | |
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教科書 | 仲川秀樹 『マス・コミュニケーションの世界―メディア・情報・ジャーナリズム―』 ミネルヴァ書房 2019年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト(40%)、授業内小レポート(20%) |
オフィスアワー | 授業終了後、および毎週水曜日、12時15分~13時。本館4階の研究室にて |