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科目名 | 社会学特殊研究Ⅱ | ||||
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教員名 | 石岡丈昇 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 比較社会学の理論と方法を、具体的な事例を用いながら習得する。海外の社会問題を取り上げることも多いが、それらを現代日本との関係おいて議論する道筋を検討していく。 |
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授業のねらい・到達目標 | 比較社会学の理論と方法を、主にベネディクト・アンダーソンの著作の内容に添いつつ、検討していく。社会学が本来的に備え持っている比較という方法について、受講者がその特徴を説明できるようになることを本授業のねらいとする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
授業の方法 | 講義、グループワーク、プレゼンテーションを組み合わせて展開する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
比較社会学とは 【事前学習】シラバスを読んでくる 【事後学習】配布資料を読んで、小レポートを執筆 |
2 |
想像の共同体(1):ベネディクト・アンダーソンとdifferenceとabsenceから開始する思考 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
3 |
想像の共同体(2):ナショナリズムの発祥地としてのラテンアメリカ 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
4 |
想像の共同体(3):公定ナショナリズムと国語の誕生 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
5 |
想像の共同体(4):人口センサスと地図の想像力 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
6 |
想像の共同体(5):ナショナリズムとパトリオティズム 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
7 |
翻訳について(1):ヴァルター・ベンヤミンと純粋言語 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
8 |
翻訳について(2):エンコーディングとディコーディング 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
9 |
翻訳について(3):inscription / description/ transcription 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
10 |
グループワーク(1):これまでの講義内容をめぐる論点の整理 【事前学習】講義内容を振り返り、用紙に整理してくる 【事後学習】次週の授業の事前作業をおこなう |
11 |
グループワーク(2):グループごとに質問・議論項目の提示 【事前学習】前週の授業内容の振り返りをおこなう 【事後学習】次週の授業でおこなう発表の準備をおこなう |
12 |
グループワーク(3):ナショナリズムの比較社会学をめぐる発表 【事前学習】発表内容を整理してくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
13 |
フィリピンから日本を見つめる(1):ショニール・ホセ『大衆』を題材に(その1) 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
14 |
フィリピンから日本を見つめる(2):ショニール・ホセ『大衆』を題材に(その2) 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
15 |
比較社会学の論点と課題 【事前学習】配布資料を読んでくる 【事後学習】小レポートを執筆 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | ベネディクト・アンダーソン 『定本 想像の共同体』 NTT出版 2007年 ベネディクト・アンダーソン 『ヤシガラ椀の外へ』 NTT出版 2009年 松田素二 『都市を飼いならす:アフリカの都市人類学』 河出書房新社 1996年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |