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ゼミナール４

科目名	ゼミナール４
教員名	松橋達矢
単位数	1	学年	4	開講区分	文理学部
科目群	社会学科
学期	後期	履修区分	選択

授業概要	【グローバリゼーションの歴史社会学：「『移動』×グローバル都市×インフラ」】グローバル化がとみに進展する近年、人や理念、モノや情報が「移動」する／しないことについて関心が集まっています。交通と通信双方の新たなテクノロジーの発展は、多くの人々の移動を簡略に短時間で行えるようにしたものの、他方で移動を行わない、または移動できない人々の存在をより一層明確にしました。そうした複合的な「移動」のありかたを内包するわたしたちが生きる国家や都市といった社会的領域は、どのような政治的・経済的・社会的営為やインフラ、イデオロギーのもとで成立し、また現代にいたるまでいかなる変化を遂げてきたでしょうか？ 2019年度は、様々な物事を結びつけるモビリティのありようと各人の関心に基づく事例(観光や趣味、スポーツ、環境や食など領域は問いません)の結びつきを入り口にしながら、グローバル・ナショナル・ローカルの相互浸透が著しい現代社会におけるヒト-モノ-コト-場所の関係性の特質を、過去との対話や海外との比較を通じて考えていきます。
授業のねらい・到達目標	2019年度ゼミナールでは、2018年度に進めてきた個別研究をより深めていくべく、１）個別・サブグループ研究のさらなる深化＜前期＞、2)外部への成果報告に向けたアウトライン作成＜夏期集中ゼミor夏期合宿＞、3)外部への研究成果報告ならびにその準備＜後期＞、という3ステップを踏まえ、4年間進めてきた社会学的研究の集大成としての卒業論文・ゼミ論文執筆に向けた準備を進めていきます。そのため具体的に「ゼミナール4」では、・研究成果報告の形式に合わせて、適切なまとめ方やその提示の方法を選択し、具体化できる・グループ研究と個人研究の内容を相互にフィードバックしながら、研究の質を高められるという二点が目標となります。この科目は文理学部（学士（社会学））のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法	ゼミ形式(グループならびに各人の関心に基づく研究成果の発表と討論、それに対する教員による講評と解説等) 本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とします。
履修条件	ゼミナール3(松橋)の受講者

授業計画
1	【ガイダンス＆オリエンテーション】後期の進め方について説明後、個人ならびにグループテーマの研究進捗状況報告の実施日を決定します。［事前学習］これまでの研究成果を改めて確認しておきます。［事後学習］決定したスケジュールに即して、準備を進めます。
2	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（1）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＡの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］グループメンバーの個人研究を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
3	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（2）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＢの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］グループメンバーの個人研究を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
4	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（3）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＣの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］グループメンバーの個人研究を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
5	【卒業論文の進捗状況報告（1）】卒業論文執筆者3-4名による現段階での進捗状況報告を行います。［事前学習］夏季休暇中に実施した文献調査や二次資料調査、一次資料収集のための実査の内容をまとめます。［事後学習］出されたコメントをもとに、再度図書館ならびに電子ジャーナルなどで、研究領域に関する文献調査を行います。
6	【卒業論文の進捗状況報告（2）】卒業論文執筆者3-4名による現段階での進捗状況報告を行います。［事前学習］夏季休暇中に実施した文献調査や二次資料調査、一次資料収集のための実査の内容をまとめます。［事後学習］出されたコメントをもとに、再度図書館ならびに電子ジャーナルなどで、研究領域に関する文献調査を行います。
7	【卒業論文の進捗状況報告（3）】卒業論文執筆者3-4名による現段階での進捗状況報告を行います。［事前学習］夏季休暇中に実施した文献調査や二次資料調査、一次資料収集のための実査の内容をまとめます。［事後学習］出されたコメントをもとに、再度図書館ならびに電子ジャーナルなどで、研究領域に関する文献調査を行います。
8	【ゼミ論文の研究進捗状況報告（1）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＡのゼミ論文の進捗状況について報告を行います。［事前学習］個人研究の進捗を踏まえ、レジュメによる報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ゼミ論文執筆を進めておきます。
9	【ゼミ論文の研究進捗状況報告（2）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＢのゼミ論文の進捗状況について報告を行います。［事前学習］個人研究の進捗を踏まえ、レジュメによる報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ゼミ論文執筆を進めておきます。
10	【ゼミ論文の研究進捗状況報告（3）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＣのゼミ論文の進捗状況について報告を行います。［事前学習］個人研究の進捗を踏まえ、レジュメによる報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ゼミ論文執筆を進めておきます。
11	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（4）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＡの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］第2回＆8回の内容を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
12	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（5）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＢの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］第3回＆9回の内容を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
13	【グループテーマに基づく研究進捗状況報告（6）】卒業論文未執筆者を中心に編成されたサブ・グループＡの研究計画とその進捗状況について報告を行います。［事前学習］第4回＆10回の内容を踏まえ、パワーポイントでの報告準備を行います。［事後学習］当日指摘された内容を踏まえ、ポスター発表での報告に向けた修正を行います。
14	【3・4年合同ゼミに向けて】これまでの報告を踏まえ、教員と相談しながら卒業論文執筆者は卒業論文報告、未執筆者はポスター発表の準備を進めます。［事前学習］完成させた卒業論文ならびにグループ研究成果を、レジュメ形式（卒業論文）orポスター形式（グループ研究）で作成します。［事後学習］出されたコメントをもとに、再度修正を行います。
15	【3・4年合同ゼミ】卒業論文執筆者は卒業論文報告、未執筆者はポスター発表を行います。［事前学習］完成させた卒業論文ならびにグループ研究成果を、レジュメ＋パワーポイント形式（卒業論文）orポスター形式（グループ研究）で作成します。［事後学習］卒業論文未執筆者は、ここでのコメント等を組み込みながらゼミ論文を完成させます。

その他
教科書	授業開講時(ガイダンス時)に指示します。
参考書	授業内で適宜指示します。
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業参画度(60%) レポートは学期末に提出されたものの完成度、授業参画度は第1～15回で実施される作業や報告、それを受けての討論等への貢献度で評価します。
オフィスアワー	授業開講時に指示します。
備考	就職活動に時間が割かれることを前提に、合間合間で手間を惜しまずに資料等を収集しつつ発表準備を進めることが「ゼミナール1・2」のとき以上に求められますので、その点は注意してください。

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