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ゼミナール2

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科目名 ゼミナール2
教員名 中村英代
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 社会病理とジェンダー
授業のねらい・到達目標 社会病理(人々のさまざまな生きづらさ)やジェンダー(社会的・文化的な性のありよう)、教育に関連する社会現象のなかから、自分の問題関心をひとつ選び、卒業論文に向けて問題意識を明確にしていきます。このゼミナールでは、社会病理やジェンダーについての理解と知識を深めつつ、資料収集の方法、文献読解、調査の方法、論文の書き方、報告・議論の仕方など、卒業研究を進めていくための力とともに、社会に出てからも必要とされるさまざまなスキルを学んでいきます。
また、本授業では、調査計画の立案、調査の実施、調査結果の考察、報告書の作成までの調査の全過程を行うことで、社会調査法、特に質的調査法を習得します。なお、社会調査士コースの受講生は、現代社会における「社会問題/社会病理」をテーマに質的調査を行います。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 ゼミ形式
それぞれの関心に即した報告(文献報告および調査報告)を繰り返していきます。
社会調査士コースの受講生はシラバスのスケジュールに即して1年間で調査報告書をまとめます。質的調査のため、調査の進捗状況に合わせて、スケジュールは前後する可能性があります。

本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 本ゼミナールでは、文献を緻密に読み、よく考え、自分の問いたい問を見出し、自分の文章を丁寧に推敲していくといった基本をマスターしていきたいと思っています。地味で地道な作業のなかで、私たちは多くのことを身につけていけるはずです。意見が違う他者との、相互批判ではない生産的なコミュニケーションの仕方も、ゼミで学びあっていきたいテーマです。
授業計画
1 後期ガイダンス:後期ゼミナールの目的の確認、後期報告スケジュールの決定など
【事前学習】シラバスを確認する
【事後学習】自分の問題・研究関心を明確にする
2 インタビュー・データのトランスクリプトの報告①
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
3 インタビュー・データのトランスクリプトの報告②
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
4 インタビュー・データのトランスクリプトの報告③
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
5 インタビュー・データのエンディング
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
6 報告書の書き方、エスノグラフィーの書き方を理解する①
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
7 報告書の書き方、エスノグラフィーの書き方を理解する②
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
8 インタビュー・データの分析①
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
9 インタビューデータの分析②
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
10 インタビューデータの分析③
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
11 理論的考察の検討①
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
12 理論的考察の検討②
【事前学習】ゼミで輪読する指定文献を予習する
【事後学習】ゼミで輪読した指定文献を復習する
13 報告書の発表と検討①
【事前学習】報告の準備をする
【事後学習】報告内容を振り返る
14 報告書の発表と検討②
【事前学習】報告書を見直す
【事後学習】報告書を見直す
15 報告書の最終確認
【事前学習】報告書を見直す
【事後学習】1年間の取り組みを振り返る
その他
教科書 使用しない
参考書 教科書は使いません。講義内で、適宜、書籍や論文を紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、報告レポート(50%)
報告レポートは、文献報告あるいは自由報告の内容で評価する。授業参画度はゼミナール内での発言やゼミナール活動で評価する。
オフィスアワー ゼミナールの前後、水曜日の昼休み

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