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ドイツ語文法２

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科目名 ドイツ語文法２
教員名 勅使川原聖子
単位数    1 学年 1～4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 ドイツ語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の４技能の基礎となる初級文法を習得します。
授業のねらい・到達目標 机上の文法学習にとどまらず，上記の４技能へつなぐことを意識して，ことばは音声でもあるため音声と遊離しないよう発音練習や聞き取り練習を取り入れます。ドイツ語の文字と発音の規則を理解し，学生が自ら発音できるようになることおよび基礎的な聞き取りができるようになることを目標とします。また基礎語彙力を養成し，講読や自己表現等へつながるドイツ語力の基盤形成を行います。後期は，前期に続く文法事項を学び，ドイツ語の基礎文法全体を把握します。具体的には，独検3級におよぶ範囲を学習し、それに対応できる文法力を養うことを目標とします。
ことばは習慣や生活背景とも無縁ではないため，ドイツ語圏の歴史的・文化的背景や生活等について触れ，ドイツ語および異文化への関心を喚起することもねらいとしています。
この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 演習方式。辞書必携。文法事項等の説明は，板書や書画カメラを使用した説明および教科書に対し補足が必要な事項については配布印刷物を使用します。ドイツ語に初めて接する学生が対象であるため，文法事項はこちらから説明をして行きます。練習問題は主に宿題として課し，次回の授業時に行う形式をとります。ドイツ語の音声にも慣れるよう，授業中に練習し，その復習を自宅でも行うよう指示します。学習事項の確認や基本単語を無理なく少しずつ身につけていくために小テストを行います。尚，授業中の質疑応答では，間違えることを恐れないでください。完璧にできるのであれば習う必要はないのですから，こちらからの解説を参考にしながら自身で対応する努力が重要です。
本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とします。
履修条件 ドイツ文学科の学生は除く。ドイツ語文法1・2をあわせて履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンスおよび前期学習事項の振り返り（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明し，前期学習事項の復習を行う）
［事前学習］前期学習事項を復習し，休暇後の理解度や改めて質問したい事項などを明らかにしておくこと。後期のシラバスを読んでおくこと。
［事後学習］復習の過程で明らかになった自身のウィークポイントをもう一度学習しておくこと。教科書42〜43ページを読んでおくこと。
2 動詞の3基本形，現在完了（動詞の不定詞・過去基本形・過去分詞の3基本形と，現在完了形について解説する）
［事前学習］教科書42〜43ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書44〜45ページの練習問題を解き，教科書46ページを読んでおくこと。
3 過去形（過去人称変化について解説する。第2回の宿題の確認）
［事前学習］教科書44〜45ページの練習問題を解き、教科書46ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書48ページの練習問題を解き，教科書47ページを読んでおくこと。
4 受動態（動作受動と状態受動について解説する。第3回の宿題の確認）
［事前学習］教科書48ページの宿題を解き，教科書47ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書48〜49ページの練習問題を解き，教科書50ページを読んでおくこと。
5 再帰代名詞・再帰動詞（再帰表現についての解説する。第4回の宿題の確認）
［事前学習］教科書48〜49ページの宿題を解き，教科書50ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書52ページの練習問題を解き，教科書51ページを読んでおくこと。
6 zu不定詞（動詞の不定詞の前にzuをおいた用法について解説する。第5回の宿題の確認）
［事前学習］教科書52ページの宿題を解き，教科書51ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書52〜53ページの練習問題を解き，教科書54ページを読んでおくこと。
7 形容詞の格変化（形容詞の不可語的用法の際の格変化について解説する。第6回の宿題の確認）
［事前学習］教科書52〜53ページの宿題を解き，教科書54〜55ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書56ページの練習問題を解き，教科書55ページを読んでおくこと。
8 比較級、最上級（原級から比較級・最上級の変化についておよび比較級・最上級の述語的・付加語的用法について解説する。第7回の宿題の確認）
［事前学習］教科書56ページの宿題を解き，教科書55ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書57ページの練習問題を解き，教科書58ページを読んでおくこと。
9 関係代名詞（関係代名詞の用法について解説する。第8回の宿題の確認）
［事前学習］教科書57ページの宿題を解き，教科書58ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書60ページの練習問題を解き，教科書59ページを読んでおくこと。
10 関係副詞，命令形（関係副詞・不定関係代名詞および命令形の用法について解説する。第9回の宿題の確認）
［事前学習］教科書60ページの宿題を解き，教科書59ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書60〜61ページの練習問題を解き、教科書62〜63ページを読んでおくこと。
11 接続法1（接続法第Ⅰ式と接続法第Ⅱ式の２通りの形態について解説する。第10回の宿題の確認）
［事前学習］教科書60〜61ページの宿題を解き，教科書62〜63ページを読んでおくこと。
［事後学習］教科書62〜63ページの接続法第Ⅰ式・第Ⅱ式の一覧表を確認し，配布した練習問題を解き，接続法の形態について理解すること。
12 接続法２（間接話法，非現実話法，婉曲表現などの接続法の用法について解説する。第11回の宿題の確認）
［事前学習］教科書62〜63ページの接続法第Ⅰ式・第Ⅱ式の一覧表を確認し，配布した練習問題を解き，接続法の形態について理解すること。
［事後学習］教科書64〜65ページの練習問題を解き、教科書65ページの「プラスα」を読んでおくこと。
13 接続法の時制（第11回の宿題の確認と接続法における時制について解説する）
［事前学習］教科書64〜65ページの宿題を解き、教科書65ページの「プラスα」を読んでおくこと。
［事後学習］これまでの学習事項で再確認や質問したい箇所を明らかにしておくこと。
14 1回から13回目までの授業内容について質疑応答を行う。
到達度の確認と解説（これまでの学習事項の復習と、また再確認したい箇所などの質問受付と解説を行う）
［事前学習］これまでの学習事項で再確認や質問したい箇所を明らかにしておくこと。
［事後学習］第1回〜第14回までの学習事項を復習しておくこと。
15 試験と解説
［事前学習］第1回〜第14回までの学習事項を復習しておくこと。
［事後学習］学修した内容の整理・復習をする。
その他
教科書 櫻井麻美著 『しくみのわかるドイツ語初級文法』 三修社 2019年 第1版
参考書 在間進 『ドイツ語のスタートライン（Starting Lineー優しく詳しい解説・しっかり身につく文法・話したくなる表現ー』 三修社 2006年
在間進，亀ヶ谷昌秀 『新独検合格単語＋熟語1800』 第三書房 2010年
推薦辞書は，根元道也他編 同学社『アポロン独和辞典』，在間進編 三修社『アクセス独和辞典』（後期授業初回に上記以外の参考書兼問題集や単語集についても案内します。）
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%)
授業内テストは，中間試験，期末試験，小テスト等を合わせて評価します。それらの試験の点数の平均の60%，授業参画度は，課題として課した問題等を行なっていることや授業中の質疑応答などの学習態度によって評価します。「出席」は対象外です。積極的な授業参加は高く評価します。独検の受験実績も高く評価します。
オフィスアワー 授業終了時

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