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科目名 | 英語学概説2(1年生前半) | ||||
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教員名 | 塚本聡 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 言語を科学的に分析する |
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授業のねらい・到達目標 | 言語を科学的に分析する英語学という分野について、学習する。言語における意味、言語変化の側面で必要となる英語学の基礎的知識の習得を目標とする。この習得に必要となる以下の項目を理解し、修得する。 ・言語を客観的に記述することができる ・言語を分析することができる ・言語現象を一般化・法則化することができる ・異なる時代、地域の言語を正確に観察することができる 英語学では、「文法」という語から連想される、暗記することが目的の科目ではなく、当該の学問領域で必要とされる考え方や言語事実の観察方法の理解が最も重要である。既存の文法という概念にとらわれないことが必要。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 講義形式による授業。テキストのほか、必要な資料等をプリントにより提示する。 本授業の事前・後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
言語研究のアプローチ:共時的研究と通時的研究 【事前学習】言語学者ソシュールについて調査しておくこと。 【事後学習】言語研究の複数の視点について把握しておくこと。 |
2 |
英語意味論入門(1):語または文の意味について 【事前学習】テキストp. 186-199を読み、意味論が扱う内容の概略を把握しておくこと。 【事後学習】設問1を解答しておくこと。 |
3 |
英語意味論入門(2):意味論の分析方法について 【事前学習】どのような分析方法があるか文献で調べておくこと。 【事後学習】成分分析、プロトタイプなどの理論を実例に当てはめて分析しておくこと。 |
4 |
英語意味論入門(3):形式意味論について 【事前学習】テキストp. 201-217読み、形式意味論について把握しておくこと。 【事後学習】設問2および3を解答しておくこと。 |
5 |
英語意味論入門(4):認知意味論のアプローチについて 【事前学習】テキストp. 218-238を読み、認知意味論の概略を把握しておくこと。 【事後学習】設問4を解答しておくこと。 |
6 |
英語語用論入門(1):文脈における言葉の使用について 【事前学習】テキストp. 244-253を読み、意味論と語用論の相違について把握しておくこと。 【事後学習】設問1、2、3を解答しておくこと。 |
7 |
英語語用論入門(2):グライスの会話の協調原理について 【事前学習】テキストp. 253-256を読み、グライスの会話の協調原理について把握しておくこと。 【事後学習】設問4、5、6、7を解答しておくこと。 |
8 |
英語語用論入門(3):ポライトネスについて 【事前学習】テキストp. 25-261を読み、ポライトネスについて把握しておくこと。 【事後学習】日本語および英語におけるポライトネスに関わる実例を調査しておくこと。 |
9 |
英語語用論入門(4):発話行為について 【事前学習】テキストp. 261-283を読み、発話行為について把握しておくこと。 【事後学習】発話行為について分類される実例を調査しておくこと。 |
10 |
英語の歴史的研究について(1):通時研究の大切さを学ぶ 【事前学習】第7章を読み、英語および英国の概略史を理解しておくこと。 【事後学習】設問1を解答し、現代の英語に残る過去の痕跡を調査しておくこと。 |
11 |
英語の歴史的研究について(2):古英語について 【事前学習】テキストp. 293-309を読み、古英語の全体像を把握しておくこと。 【事後学習】設問2を解答しておくこと。 |
12 |
英語の歴史的研究について(3):中英語について 【事前学習】テキストp. 309-324を読み、中英語の全体像を把握しておくこと。 【事後学習】設問3を解答しておくこと。 |
13 |
英語の歴史的研究について(4):近代英語について 【事前学習】テキストp. 325-344を読み、近代英語の全体像を把握しておくこと。 【事後学習】設問4を解答しておくこと。 |
14 |
英語の歴史的研究について(5):International Englishesについて 【事前学習】テキストp. 344-358を読み、近代英語の全体像を把握しておくこと。 【事後学習】設問5を解答しておくこと。 |
15 |
英語学研究の新たな可能性:言語獲得理論、コーパス言語学、進化言語学等の動向について 【事前学習】英語学の他の研究領域について調査しておくこと。 【事後学習】英語又は日本語について、扱われた研究分野の実例を調査しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 西光義弘 『英語学概論』 くろしお出版 1997年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 授業参画度は、指名時の発表等により評価します。 |
オフィスアワー | 月・火 12:20~13:00 研究室 |