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科目名 | 海外語学研修1 | ||||
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教員名 | 張麗群 山口守 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 実際に中国語圏に身を置いて生活・学習することで、生の中国語に触れ、中国語圏の文化に対しての理解をより深める。現地の大学で中国語のみの授業を受けることで、中国語の実践的な運用能力を高める。また事前研修において、研修先での学習や現地での生活に必要な知識を自ら調査、発表することで語学研修での成果を向上させる。事後研修において、受講者は語学研修で実際に得た成果を総括の上、次年度以降の参加希望者にフィードバックする。 |
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授業のねらい・到達目標 | 中国語で話す、聞く、読む、書く能力を身につけ、中国語で発信される情報を調査する技術を習得し、中国語圏の情報を応用できるようになる。実際に中国語圏で生活し、現地の人々と交流することで、中国語のコミュニケーション能力を高め中国語情報を解読し、合わせて中国語圏の多様な文化を体験する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5, CP8に対応しています。 |
授業の方法 | 事前研修 中国語圏に関する資料や様々な視聴覚メディアを参考にしながら、グループ学習を行い、グループごとにテーマを定め、プレゼンおよび討論をする。また渡航に必要な手続きや学習を行う。 事後研修 研修先での実体験をもとに、グループごとに冊子やパネル、視聴覚資料として成果をまとめ、研修内容を総括する。 本授業の事前・事後学習は,各4時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | ・中国語中国文化学科の学生は「中国語1~8」および「中国学入門1~4」の単位を全て修得済みであること。 ・中国語中国文化学科以外の学生は「中国語1~4」の単位を修得済みであること。 ・健康状態が良好であり、所定の諸手続を期限内に完了していること。 ・「中国語スピーキング1」、「中国語リスニング1」、「中国語ライティング1」、「中国語リーディング1」、「中国語スピーキング3・5」、「中国語リスニング3・5」から原則2科目以上を受講すること。 ・この研修に参加するために学校の指定する海外旅行保険に必ず新規で加入する者。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(今後の授業の進め方の説明および研修先での心構えの確認) 【事前学習】シラバスを事前に熟読しておく。 【事後学習】第2回以降の授業に備え、現在の自分自身の中国語力を確認しておく。 |
2 |
国立台湾師範大学国語教学研究中心紹介 【事前学習】国立台湾師範大学の概要について確認しておく。 【事後学習】学習内容を振り返り、研修先での学習計画をたてておく。 |
3 |
注音字母の学習 【事前学習】注音字母表を確認し、ピンインとの構造の違いを把握しておく。 【事後学習】注音字母とピンインの違いを確認し、注音字母とピンインの書き換えができるようにしておく。 |
4 |
繁体字の学習 【事前学習】日本の漢字の字体と簡体字の字体の違いを確認しておく。 【事後学習】繁体字と簡体字の歴史を復習し、字形変遷の歴史を整理しておく。 |
5 |
参考図書の紹介、グループ分け、調査テーマの確認および担当作業の確認 【事前学習】台湾の文化や歴史に関する新書を読んでおく。 【事後学習】テーマにそって、必要な情報を調べてまとめておく。 |
6 |
研修先の言語と文化の学習 【事前学習】台湾の国語政策および文化保護政策を予習しておく。 【事後学習】台湾の国語政策および文化保護政策について自分の言葉で説明できるようにしておく。 |
7 |
研修先の社会と経済の学習 【事前学習】台湾の社会や経済にかかわる最近の報道を確認しておく。 【事後学習】授業で学んだ内容をまとめておく。 |
8 |
前年度参加者の体験談報告と質疑応答、グループ発表の課題仮提出およびブラッシュアップ 【事前学習】質問事項を考えておく。 【事後学習】体験者の報告をもとに、研修先での行動計画をたてておく。 |
9 |
グループ発表(1)地理・歴史 【事前学習】発表者はわかりやすいプレゼンができるように表現を工夫し、聴衆は質問事項を考えておく。 【事後学習】質疑応答をもとに発表資料をブラッシュアップする。 |
10 |
グループ発表(2)言語・文化 【事前学習】発表者はわかりやすいプレゼンができるように表現を工夫し、聴衆は質問事項を考えておく。 【事後学習】質疑応答をもとに発表資料をブラッシュアップする。 |
11 |
グループ発表(3)社会・経済 【事前学習】発表者はわかりやすいプレゼンができるように表現を工夫し、聴衆は質問事項を考えておく。 【事後学習】質疑応答をもとに発表資料をブラッシュアップする。 |
12 |
グループ発表の総括 【事前学習】グループ発表の内容を復習しておく。 【事後学習】総括をもとにプレゼン資料を成果物として発表できる体裁に整えておく。 |
13 |
旅行社からの注意事項および研修先の風土・習慣の学習 【事前学習】参加に必要な所定の手続きが滞りなく行われているか確認しておく。 【事後学習】旅行社の説明内容を反芻し、安全に研修に参加できる準備を整えておく。 |
14 |
留学中の心構え、学習について 【事前学習】再度、自分自身の中国語力を確認しておく。 【事後学習】授業内容を整理し、自分に不足しているものを確認し、研修に備える。 |
15 |
出発準備および研修中の分担作業の最終確認 【事前学習】研修に必要な辞書・参考書などの物品を準備しているか確認しておく。 【事後学習】グループ内での連携をはかり研修先での生活・学習が円滑に進むように準備しておく。 |
その他 | |
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教科書 | プリント配布 |
参考書 | 野嶋剛 『台湾とは何か (ちくま新書)』 筑摩書房 2016年 赤松美和子・若松大祐 『台湾を知るための60章 (エリア・スタディーズ)』 明石書店 2016年 中国語中国文化学科以外の学生で、中日辞典をまだ所有していないものは、出発までに必ず準備しておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(20%)、事前研修および事後研修における発表および成果物(20%)、研修先の授業における評価(60%) 授業参画度は、グループ発表や学習の成果等で評価する。 事前、事後研修を無断で遅刻、欠席したものは履修を継続できない。 研修先の法令・規則を遵守すること。 研修中は日本大学の学生として恥じない勉学・生活態度をとること。 |
オフィスアワー | 随時(中国語中国文化学科事務室を通じて予約すること) |
備考 | 事前にパスポートの有効期限(少なくとも2020年3月末まで)を確認しておくこと。 事前準備、手続きの段階から集団行動をとらなければならない場面が多い。自己判断による身勝手な行為は、他者へ多大な迷惑をかけるばかりでなく、研修計画に支障をきたすので、一切認めない。 担当教員の指示に従わない者の参加は一切認めない。 申し込み後に辞退した場合、キャンセル料が発生する。 |