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中国現代文学研究2

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科目名 中国現代文学研究2
教員名 神谷まり子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 上海を描いた中華人民共和国建国以降の中国文学について、時代概況とともに文学史の流れを解説する。作品や作家についてもあわせて紹介し、この半世紀における文芸について講義を行う。
授業のねらい・到達目標 中華人民共和国建国から今日までの上海を描いた作品、作家を取り上げ、その文学世界に触れることで、都市が各時代においてどのように表象されたのか、理解する。中国語小説に親しむことができると同時に、一定のテーマについて考える力を養うことを目標とする。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 基本的に講義形式だが、授業のなかで履修者による小説の翻訳やレポートの執筆、グループ発表も課す。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス・授業の進め方および参考文献の紹介
【事前学習】シラバスを読んでおくこと
【事後学習】参考文献を探し、読んでおく
2 上海史概説
【事前学習】ガイダンス資料の「年表」を埋めておくこと
【事後学習】ガイダンスの内容を復習する
3 王安憶の描く上海(1)・概説
【事前学習】レジュメ(四)を読んでおくこと
【事後学習】資料(一)に目を通しておく
4 王安憶の描く上海(2)・「長恨歌」を読む(前半)
【事前学習】「長恨歌」資料(前半)を読んでおくこと
【事後学習】「長恨歌」資料(前半)の内容を復習する
5 王安憶の描く上海(3)・「長恨歌」を読む(後半)
【事前学習】「長恨歌」資料(後半)を読んでおくこと
【事後学習】「長恨歌」資料(後半)の内容を復習する
6 王安憶の描く上海(4)・「富萍」その他
【事前学習】「富萍」資料を読んでおくこと
【事後学習】「富萍」資料の内容を復習し、参考文献に目を通しておく
7 新しい上海文学(1)・概説
【事前学習】レジュメ(五)を読んでおくこと
【事後学習】レジュメ(五)の内容を復習し、参考文献を読んでおく
8 新しい上海文学(2)・衛慧、綿綿
【事前学習】衛慧、綿綿の資料を読んでおくこと
【事後学習】衛慧、綿綿の資料の内容を復習する
9 ここまでのまとめ
【事前学習】ここまでの内容を頭に入れたうえで、参考文献を一つ選んで内容をまとめる
【事後学習】八〇後作家の文学概況を復習する
10 新しい上海文学(3)・韓寒、郭敬明
【事前学習】韓寒、郭敬明の資料を読んでおくこと
【事後学習】韓寒、郭敬明の資料の内容を復習する
11 上海を描いた文学・日本人の上海像
【事前学習】レジュメ(六)を読んでおくこと
【事後学習】参考文献をひとつ選び、レポートを書く
12 学生によるグループ発表とディスカッション(1)・発表
【事前学習】授業のなかで興味を持った作家・作品について、参考文献を読んでおくこと
【事後学習】グループで発表内容を確認しておく
13 学生によるグループ発表とディスカッション(2)・発表のまとめ
【事前学習】授業のなかで興味を持った作家・作品について、発表できるようにまとめておく
【事後学習】発表の内容を整理し、反省点を挙げておく
14 課題の提示
【事前学習】授業で訳した資料のなかでわからない点があれば、確認しておく
「事後学習】新時期文学における上海の文芸状況について、作品をひとつあげた上で内容をまとめておく
15 授業のまとめと内容の確認
【事前学習】中華人民共和国建国以降の上海を描いた作品の内容を確認し、文学や社会状況と関連させて論じられるよう準備しておく
【事後学習】レポートの内容を確認し、調整する
その他
教科書 レジュメを配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%)
授業内テストは、中間試験、期末試験、小テスト等を合わせて評価する。
授業参画度には、日本語訳の成績が含まれる。
オフィスアワー 月・火の昼休み(研究室)

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