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科目名 | 中国社会文化演習4 | ||||
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教員名 | 三澤真美恵 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 郭強生著、西村正男訳『惑郷の人』(あるむ、2018年)第8章〜第14章の読解を通じて、台湾の社会文化史、日台関係史について理解を深める。 |
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授業のねらい・到達目標 | 郭強生著、西村正男訳『惑郷の人』は植民地期から21世紀までの長い時代にわたり、台湾、日本、米国など複数の地域をまたいで展開する。作中人物には映画関係者も登場するため、映画人や映画作品も多く言及され、映画をめぐる小説ともいえる。同時にLGBTの問題も含まれている。この授業では、同小説の背景やキーワードについて自分で調べる作業を通じて、内容を丁寧に読解することで、台湾の社会文化史、日台関係史について深い理解に達することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式で行う。『惑郷の人』の各章で扱われる人物の設定、時代背景、キーワード、言及される映画人や映画作品などについて調べミニ・レポートを作成する。そのうえで各章の内容について、どのように読み解くことができるか発表し、討論する。小説に登場する映画人や映画作品に関連する映像資料も参照する。 本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 中国社会文化演習3(前期)と中国社会文化演習4(後期)は原則としてセットで履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス『惑郷の人』を読むにあたって、時代背景やキーワードを、どのような資料、方法で調べるか学ぶ。 【事前学習】『惑郷の人』の「時代へのレクイエム 序」を読んでおく。台湾の地図で作中に登場する地域の位置を確認する。 【事後学習】『惑郷の人』の「訳者あとがき」を読んでおく。関連する映画『GF*BF』を鑑賞しておく。 |
2 |
『惑郷の人』第8章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第8章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第8章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
3 |
『惑郷の人』第8章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第1章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第1章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
4 |
『惑郷の人』第9章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第9章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第9章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
5 |
『惑郷の人』第9章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第9章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第9章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
6 |
『惑郷の人』第10章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第10章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第10章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
7 |
『惑郷の人』第10章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第10章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第10章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
8 |
『惑郷の人』第11章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第11章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第11章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
9 |
『惑郷の人』第11章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第11章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第11章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
10 |
『惑郷の人』第12章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第12章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第12章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
11 |
『惑郷の人』第12章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第12章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第12章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
12 |
『惑郷の人』第13章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第13章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第13章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
13 |
『惑郷の人』第13章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第13章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第13章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
14 |
『惑郷の人』第14章について、各自、準備してきたミニ・レポートを報告。当該時期の社会文化について理解を深める。 【事前学習】『惑郷の人』第14章を読み、時代背景、キーワードを調べてミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第14章の登場人物を分析し、内容について理解を深める。 |
15 |
『惑郷の人』第14章について自分なりの読解を示す。それぞれの読解をもとに討論を行う。 【事前学習】『惑郷の人』第14章を読み、自分なりの読解を示したミニ・レポートを作成。 【事後学習】授業内容を踏まえて、第14章の内容、背景となる社会文化を復習する。 |
その他 | |
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教科書 | 郭強生著、西村正男訳 『惑郷の人』 あるむ 2018年 教科書は中文学科図書室で閲覧可能。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、学習内容の区切りごとに提出を求めるミニレポート等によって評価する。 |
オフィスアワー | 水曜日1時限目、ただし事前にアポイントメントを取ること。 |