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科目名 | 日本語音声学 | ||||
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教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 日本語の音のしくみを理解する。 本科目は、国語科教職必修科目のひとつである。高等学校教員(国語科)ならびに文部科学省教科書用図書検定調査審議会委員・国語小委員会部会長代理の実務経験を踏まえ、教職必修科目にふさわしい知識を提供する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 日本語の音声・音韻・リズム・アクセント・イントネーションについて概説する。音声学の基礎的な考え方について学習し、日本語音声・音韻・リズム・アクセント・イントネーションの具体的な記述と考察が、受講者各自可能な段階に到ることを目標とする。併せて、中学・高校における教科としての国語「日本語のしくみ」「表記」についての教授ならびに日本語教育における日本語音声指導ができるようになることを到達目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 教科書・配布資料を用いた講義形式を中心とするが、視聴覚教材なども用いた発音・聞き取り・国際音声記号などの書き取りの練習も行う。また、具体的な事例から、規則を発見する課題なども適宜行う。 積み上げ式の授業内容なので、授業内の課題にきちんと取り組み、復習を重点的に行うことを薦める。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、受講希望者はガイダンス時に受講申込用紙を受け取り、必要事項を記入の上、4月6日(土)12時00分までに国文学科レポートボックスに提出すること。4月8日(月)8時50分頃、受講許可者の名簿を国文学科掲示板に示す。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 音声学とは? [事前学習]教科書を購入し、一通り目を通す [事後学習]授業中に理解できなかったところを確認しておく |
2 |
国際音声記号と音素記号 [事前学習]前回の授業で理解できなかったところを確認しておく [事後学習]配付資料に基づき日本語の仮名レベルにおける音声記号と音素記号をマスターする |
3 |
発音のメカニズム [事前学習]教科書pp.2-4を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.2-4を読み復習する |
4 |
母音記述の観点 [事前学習]教科書pp.5-7を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.5-7を読み復習する |
5 |
日本語の母音 [事前学習]教科書pp.12-13を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.12-13読み復習する |
6 |
母音四角形と基本母音 [事前学習]教科書pp.5-7、pp.12-13を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.5-7、pp.12-13を読み復習する |
7 |
子音記述の観点 [事前学習]教科書pp.15-21を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.15-21を読み復習する |
8 |
日本語の子音 [事前学習]教科書pp.15-21を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.15-21を読み復習する |
9 |
清音・濁音・半濁音 [事前学習]教科書pp.15-21を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.15-21を読み復習する |
10 |
条件異音 [事前学習]教科書pp.22-27を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.22-27を読み復習する |
11 |
自由異音・異音と表記 [事前学習]教科書pp.22-27を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.22-27を読み復習する |
12 |
リズム・拍・音節・フット [事前学習]教科書pp.33-54を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.33-54を読み復習する |
13 |
アクセント・イントネーション [事前学習]教科書pp.56-62を読む [事後学習]ノート・配付資料と教科書pp.56-62を読み復習する |
14 |
理解を深めるための総合的な復習 [事前学習]これまで学習した内容を振り返り、理解できていないところを整理する。音声記号・音素記号を再確認する [事後学習]総復習で理解できていなかったところの復習をし、定着度の確認に備える |
15 |
定着度の確認(試験)・試験解説 [事前学習]14回までの内容の確認 [事後学習]解説において正答できなかったところを復習する |
その他 | |
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教科書 | 田中真一著・窪薗晴夫監修 『日本語の発音教室』 くろしお出版 2,000円 1999年 教科書を毎回使用する。第1回授業時に購入の上、持参すること。 教科書のほか、ほぼ毎回資料を配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(90%)、授業参画度(10%) 授業参画度には、授業内の課題への参画度を含む。公欠扱いとするのはコース科目実習類のみ。 |
オフィスアワー | 授業時に知らせる。 |