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科目名 | 文章表現法(他教科用) | ||||
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教員名 | 山本まり子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | ITが進化しSNSが台頭している今日、読み手に対して自分の考えを正しく伝える文章が以前に増して重要視されている。このような中、我々は「わかりやすい文」を書くことに留意すべきである。 本授業では以下の内容について学ぶ。 1)わかりやすい文と対極をなすいわゆる「悪文」を取り上げ、どのような点でわかりにくいのかという点について検討する。 2)悪文を批判する目を養い、わかりやすい文への理解を深めることで、意思・考え・情報を的確に発信するための基礎力を身につける。 3)日本語の特質を理解した上で、論文・手紙・文書・メールの作成手法、及び俳句による表現手法を習得する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 具体的な事例(悪文)を批判的な視点で検討し、その上で各種文章の作成方法、表現方法を習得する。 1)結論がわかる構造を持ったわかりやすい文章とはなにか、という点について説明できる。 2)自分の意思・考え・情報を的確な文章表現により発信できる。 3)わかりやすい各種文章(論文・手紙・文書・メール)を作成することができる。 |
授業の方法 | 1)講義では視聴覚メディア・ICTを使用。教科書は使用せず、資料(印刷物)を配付する。ワークシートを活用した実習を取り入れる。 2)本授業の内容は下記「授業計画」の通り、第1~5回により構成されている。そのうち、第1~4回までは小テストを実施し(合計4回)、講義内容の理解度を確認する(小テストでは参照不可)。 3)授業中、必要に応じて文章作成の場も設ける。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 「国語」の免許状を取得する学生と、それ以外の教科の免許状を取得する学生とを分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。 原則として「国語」以外の教科の免許状を取得予定の学生、および免許状取得とは別に履修を希望する学生を対象とする。 《人数調整について》 (前期開講科目が第1希望の者) 前期第1回目の授業時に人数調整を行う。4月13日(土) 8時50分頃、国文学科掲示板に示す。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業概要・到達目標・授業の方法、及び本授業に関する評価基準等について補足説明を行う) 【事前学習】シラバスの事前確認を行う。 【事後学習】当日、配付する資料に目を通し、内容確認を行う。 |
2 |
【第1回 文章表現の基礎】各種文章 【事前学習】配付資料(第1回 第1講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
3 |
符号について/悪文とは/日本語の特質① 【事前学習】配付資料(第1回 第2講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
4 |
日本語の特質②/悪文を正す/同音異義語・慣用句等 【事前学習】配付資料(第1回 第3講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。同音異義語・慣用句では漢字等の復習も行う。 |
5 |
[【第1回 文章表現の基礎】小テスト(参照不可。20分間)] 【第2回 論文】論文とは何か 【事前学習】配付資料(第2回 第1講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。指定された論文を読む。 |
6 |
論文の基本構造 【事前学習】配付資料(第2回 第2講)に目を通し、指定された課題を行う(論文を書く)。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
7 |
論文の作成手法について-事例をもとに- 【事前学習】配付資料(第2回 第3講)に目を通し、指定された課題を行う(論文に補訂を加える)。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
8 |
[【第2回 論文】小テスト(参照不可。20分間)] 【第3回 敬語】敬語/尊敬語 【事前学習】配付資料(第3回 第1講)に目を通す。 【事後学習】学修した内容について整理を行い、ワークシートの中、指定された所を行う。 |
9 |
謙譲語/丁寧語/敬語表現 【事前学習】配付資料(第3回 第2講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
10 |
[【第3回 敬語】小テスト(参照不可。20分間)] 【第4回 手紙・文書】日本語による正確な表記/手紙文の基本① 【事前学習】配付資料(第4回 第1講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
11 |
手紙文の基本② 【事前学習】配付資料(第4回 第1講)を再読し、指定された課題を行う(手紙文を書く)。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
12 |
文書・メール 【事前学習】配付資料(第4回 第2講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行う。 |
13 |
[【第4回 手紙・文書】小テスト(参照不可。20分間)] 【第5回 俳句】季語/5・7・5音(定型)のリズム/切字の効果 【事前学習】配付資料(第5回 第1講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行い、さらに指定された課題を行う(受講生による自作俳句を作る)。 |
14 |
わかりやすく表現する/適切な言葉・表現を用いる/不要な言葉を削除する/推敲する 【事前学習】配付資料(第5回 第2講)に目を通し、ワークシートの中、指定された所を行う。 【事後学習】学修した内容について整理、確認を行い、指定された課題を行う(受講生による自作俳句を作る)。 |
15 |
総括 【事前学習】授業内試験に備え、既配付資料の内容確認とこれまでの学習内容における疑問点について纏めておく。 【事後学習】上記の疑問点への回答内容、及び配付資料(第1回~5回)等について復習を行う。 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%) 授業参画度は,毎回のリアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 講義終了後、教室にて受け付ける。 |