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科目名 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 伊藤雅之 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 優れた卒業論文の完成に向けて、専門研究への理解を深め歴史研究に取り組む者としての姿勢を身につけるための科目である。 |
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授業のねらい・到達目標 | 論文提出日までに相応の水準の卒業論文を完成させる。またその過程で専門領域の論文の書き方に則った論文執筆のスタイルを身につけ、歴史史料や先行研究への理解とそれらに対する独自の考察を深め、その歴史学の知見を社会に出てからも活用できるようにする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 卒業論文(西洋前近代史)完成のための具体的な研究指導を行う。受講生が自身の卒業論文の構想に関するレジュメや草稿を例えば1-2節分程度作成して教員に提出し、教員側が内容を確認した上で受講生とディスカッションしつつその議論の質を向上させるための案を提示する、というのを繰り返していく形を予定している。事前・事後の学習については下記の各作業に90分以上をひとまず想定しているが、これらに並行して教員が必要と判断した文献や史料の読み込みが加わるので、各回の事前・事後学習の合計時間は通常の講義やゼミナールのそれを大きく上回るものとなることを覚悟しておくこと。なお、本授業の事前・事後学習は、各8時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進行についての説明と論文の方向性について相談する) 【事前学習】簡単なレジュメと文献目録を用意して現時点の論文の構成についての構想とその進捗状況について説明できるようにしておく(90分以上を要すると想定)。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う(90分以上を要すると想定)。 |
2 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿作成の準備 【事前学習】現時点までに調査した先行研究やそこで問題となっている史料の内容を可能な限り整理し、レジュメにまとめる(必要時間については上と同じで、かつこれ以降も同様)。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う(必要時間については上と同じで、かつこれ以降も同様)。 |
3 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿前半部の作成 【事前学習】必要に応じて史料および先行研究へのさらなる調査・考察を行いつつ、論文の起点となる部分(自分は何を論じるつもりなのか、先行研究の状況にどういった問題があると考えてそのテーマについての議論を深めようとしているのか、それを問題とすることで当該領域の歴史学研究にどのような貢献ができるのか、自分はどのようなアプローチによりその問題の解明を進めていく予定であるのか、など)の仮草稿の作成を進める。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
4 |
論文の導入部・先行研究への自身の姿勢を論じる部分の仮草稿後半部の作成 【事前学習】必要に応じて史料および先行研究へのさらなる調査・考察を行いつつ、論文の起点となる部分の仮草稿の完成を目指す。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
5 |
論文の第1章作成の準備 【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第1段階(全体で三段階程度となるように調節することを目指す)に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
6 |
論文の第1章前半部の作成 【事前学習】第1章前半部の仮草稿の作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
7 |
論文の第1章後半部の作成 【事前学習】第1章後半部の仮草稿を作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
8 |
論文の第2章作成の準備 【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第2段階に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
9 |
論文の第2章前半部の作成 【事前学習】第2章前半部の仮草稿を作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
10 |
論文の第2章後半部の作成 【事前学習】第2章後半部の仮草稿を作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
11 |
論文の第3章作成の準備 【事前学習】導入部などで提示した方向性や進行の手順の第3段階に対応する部分を、具体的・論理的に読者に提示するための流れを考えレジュメなどにまとめる。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
12 |
論文の第3章前半部の作成 【事前学習】第3章前半部の仮草稿を作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
13 |
論文の第3章後半部の作成 【事前学習】第3章後半部の仮草稿を作成。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
14 |
作成した各章の内容を踏まえながら導入部の見直しを行い、かつ結論部を作成 【事前学習】作成された各章で実際に自分が行うことができた議論と導入部で述べたことが対応しているかを確認する。 【事後学習】教員とのディスカッションの中で取り上げられた内容に応じて、研究の進展ないし微修正を行う。 |
15 |
論文の最終チェックと提出 【事前学習】全体の見直しと誤字・脱字のチェック。 【事後学習】口頭試問に備え、論文と合わせてこれまでに作成したレジュメなどを見直しておく。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業の中で適宜アナウンスする。 |
成績評価の方法及び基準 | 相応の水準の卒業論文の完成(100%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |