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西洋史料研究1

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科目名 西洋史料研究1
教員名 土屋好古
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 卒業論文でロシア語文献を利用するためのロシア語読解力を身につける
授業のねらい・到達目標 キリル文字のアルファベットから始めて基本的な文法項目を習得することを目標とする。これによってロシア語の文献を講読する準備とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 指定したテキストに沿って文法項目を解説する。したがってここでは講義が基本的な方法となる。本授業の事前・事後学習は、最低でも各2時間を目安とする。
履修条件 卒業論文でロシア語を利用する可能性のある者。また4年生の場合、新たな言語を習得するためのエネルギーを割くことはかえって自分の卒業研究などを阻害する可能性があるので、特別な事情ががある場合を除いて基本的には受講を勧めない。2年生からの受講が望ましい。
授業計画
1 イントロダクション:ロシア語という言語について(歴史学とのかかわりから)

【事前学習】自分が研究したい分野とロシア語がどのようにかかわっているのかを確認しておくこと

【事後学習】ロシア語がどのような地域の歴史研究に利用できるのかを確認すること
2 アルファベットの名前と形

【事前学習】テキスト第1課を予習しておくこと

【事後学習】アルファベットの書き取りを繰り返すこと
3 アルファベットと発音

【事前学習】テキスト第2課・第3課を予習しておくこと

【事後学習】テキスト付属のCDを繰り返し聴き、アルファベットの発音に慣れていくこと
4 指示代名詞と人称代名詞

【事前学習】テキスト第5課と第6課を予習しておくこと

【事後学習】英語との違いについて確認するとともに、人称代名詞の書き取りを行ってそれを覚えること
5 名詞の性と数

【事前学習】テキスト第7課を予習しておくこと

【事後学習】性・数はロシア語理解の要の一つであることを確認し、その基本的な形を覚えること
6 形容詞など

【事前学習】テキスト第8課を予習しておくこと

【事後学習】名詞につけた形で基本的な形容詞の形を書いて覚えること
7 動詞の現在変化と過去時制

【事前学習】テキスト第9課と第12課を予習しておくこと

【事後学習】人称と数に応じた動詞の変化について自分で表を作って確認すること
8 前置格と対格

【事前学習】テキスト第11課と第13課を予習しておくこと

【事後学習】格変化表を作成し、前置格と対格の項を埋めてみること
9 移動の動詞(1)

【事前学習】テキスト第14課を予習しておくこと

【事後学習】移動の動詞とはどのようなものかをよく復習した上で、テキストの練習問題を解いてみること
10 生格

【事前学習】テキスト第15課と第16課を予習しておくこと

【事後学習】先に作成した格変化表の生格の項を埋めてみること
11 与格と造格、形容詞の短語尾用法

【事前学習】テキスト第18課と第19課を予習しておくこと

【事後学習】先に作成した格変化表の与格と造格の項を埋めてみること
12 未来形と動詞の完了体・不完了体

【事前学習】テキスト第20課と第21課を予習しておくこと

【事後学習】完了体・不完了体についてテキストに出てきた動詞を辞書で確認し、テキストの練習問題を解いてみること
13 移動の動詞(2)、比較級

【事前学習】テキストの第24課と第25課を予習しておくこと

【事後学習】テキストの練習問題を解いてみること
14 関係代名詞

【事前学習】テキスト第26課を予習しておくこと

【事後学習】関係代名詞の格の決まり方とその形を確認し、基本的な形を覚えること
15 形動詞・副動詞

【事前学習】この事項に関して配布したプリントをあらかじめ予習しておくこと

【事後学習】とくに形動詞に関して、関係代名詞との共通点と相違点について理解できるように努めること
その他
教科書 前木祥子 『『しっかり学ぶロシア語』』 ペレ出版 2004年
米重文樹編 『『パスポート初級露和辞典』』 白水社 1994年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は、授業の進行状況に応じて3~5回程度課す小実習によって評価する。
オフィスアワー 授業終了後

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