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平成29年度以降入学者 | 社会科・地理歴史科教育法Ⅰ | ||||
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教員名 | 竹中朝崇 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 中学校と高等学校の社会科および地理歴史科の学習指導要領をはじめとした法的な根拠や教育現場に必要な基礎的な教授法(教材研究や学習指導案の作成,評価法など)について学ぶ。また情報機器を活用した最新の授業法について実践例とともに学ぶ。あわせて私立中学校の教員としての実務経験を活かし,教育現場で実際に起きていることや学習指導要領改訂により教育現場においてどのような変化が求められるのかなどの今後の教育課題についても授業の中に組み込んでいく。 |
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授業のねらい・到達目標 | ねらい 中学校と高等学校の社会科および地理歴史科の教員を目指す者が,必須とする学習指導要領をはじめとした法的な根拠を学ぶとともに,教材研究や学習指導案の作成,評価法など教育現場に必要な基礎的な教授法を身につける。また情報機器類を活用した最新の授業法を学ぶ。 到達目標 1 学習指導要領を中心として,中学社会科及び高等学校地理歴史科の指導の根幹をなす法的な根拠や理論について理解する。 2 授業の実施に必要となる学習指導案の作成から評価法まで理解する。 3 今後の教育の流れや社会情勢に関心を持って,自ら主体的に学ぶことができる。 |
授業の方法 | 授業形態(1)講義形式(2)グループワーク(3)実技(簡単な模擬授業の実施) プレゼンテーションの方法 (3)実技の実施の際に必要となる。パワーポイントをはじめICTを活用したものなどを使用しても構わない。 |
授業計画 | |
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1 | 受講にあたっての心構えと教育現場の現状(自己紹介,本授業の目的・目標,授業概要説明) |
2 |
学習指導要領(1)日本における社会科教育の歴史について学ぶ 【事後学習】学習指導要領との関連を確認する。なお,1時間の学習を目安とします。 |
3 |
学習指導要領(2)教育法規と学習指導要領について学ぶ 【事前学習】教育基本法・学校教育法を事前に読み確認する。なお,1時間の学習を目安とします。 |
4 |
学習指導要領(3)中学社会科及び高等学校地理歴史科教育の現状と今後について学ぶ 【事後学習】法規の重要性を確認するとともに授業計画との関連性を意識する。なお,1時間の学習を目安とします。 |
5 |
授業計画を立てる(1)「年間指導計画」及び「単元指導計画」の作成法について学ぶ 【事前学習】授業計画の立て方について調べる。なお,1時間の学習を目安とします。 |
6 |
授業計画を立てる(2)教育評価法を学ぶ(目標に準拠した評価、観点別評価、相対評価) 【事後学習】計画→実行→評価→改善というPDCAサイクルを意識した授業デザインの重要性を確認する。なお,1時間の学習を目安とします。 |
7 |
授業計画を立てる(3)実際に学習指導案を作成する 【事前学習】学習指導案についての事例を調べる。。なお,1時間の学習を目安とします。 |
8 |
授業計画を立てる(4)実際に学習指導案を作成する 【事後学習】作成した指導案に沿って,授業を実際に行うための教材研究を行う。。なお,1時間の学習を目安とします。 |
9 |
授業の実際(1)授業の導入部分を実際に行う(中学社会科) 【事前・事後学習】発表後の振り返りを行い,まとめる。なお,2時間の学習を目安とします。 |
10 |
授業の実際(2)授業の導入部分を実際に行う(高等学校地理歴史科) 【事前・事後学習】発表後の振り返りを行い,まとめる。なお,2時間の学習を目安とします。 |
11 |
教授法について(1)学力の三要素の観点から考える(総合的な学習の時間・道徳との関連) 【事前学習】最新の教育事情に関するテーマをレポートとしてまとめる。(テーマは事前に指示します。)。なお,レポート作成には資料準備からまとめまでかなりの時間を要します。計画的に時間を確保するようにして下さい。 |
12 | 教授法について(2)興味・関心・意欲を育むための教授法について考える(グローバル・ICT・アクティブラーニングなど) |
13 | 教授法について(3)情報機器を活用した授業のメリット・デメリットについて考える(タブレット端末を活用した授業の特色とその実践例) |
14 | 社会科・地理歴史科教育法のまとめ 学習内容の整理と確認(到達度確認のため試験を実施) |
15 |
今後の教育について考える(前時の振り返りとともに) 【事後学習】レポートに対する評価を確認して教員になる意義を考える。なお,1時間の学習を目安とします。 |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『高等学校学習指導要領解説地理歴史編』 2018年 第1回の授業時(4月20日に実施予定)に説明します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(20%)、授業参画度(10%)、学習指導案作成・授業実践(20%) 試験は、授業等で得られた知識の確認をします。その際にこれからの教師像について自分の意見を述べられるようにして下さい。 レポートは、これからの教育現場における課題についてまとめます。(具体的なテーマは授業時に説明します。)作成に必要な資料を用意しているか。メリット・デメリットをあげた上で自分の考えを述べることができているのかを確認し,評価します。 授業参画度は、積極的に参加することができたか、自分の意見をまとめることができたかを所定の用紙に記入し自己評価します。授業終了の出欠確認の際に提出します。 その他として、学習指導案作成・授業実践を通じて授業法の難しさを経験します。作成した資料の提出や授業実践では積極的な取組となっているのかを評価します。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |