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科目名 | 思想と文化3 | ||||
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教員名 | 江川晃 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 「情報記号論」とは、文化的現象を情報学と記号論の観点から捉える21世紀に生まれた新たな学問である。私たちは、会社のロゴマークを見ても何も情報を引き出せない。しかし、このロゴマークという文化的体系には、実は、その背景に、その会社の経営思想やその時代の状況が潜んでいる。では、それらの情報を引き出すカギは何か?それが情報記号論的な解釈能力である。同一のものを見ても、100倍の情報を引き出す子ことが可能になる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 新聞、テレビ、広告、ロゴマーク、アート、写真、ファッション、モバイル、ゲーム、バーチャルリアリティー、サイバースペース…。さまざまなメディアや文化を通してつくりだされる世界の意味とは何か? 私たちの身のまわりにみられる意味のメカニズムを解き明かし、メディアから自由になるための批判力を養う。われわれは全く別の世界を見ることができるようになる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。 |
授業の方法 | まず記号論について概略する。次に、記号論の歴史に言及し、ソシュールとパースの記号論について説明する。次に、具体的な文化やメディアを取り上げ、リアルタイムな事件等を用いて、文化現象を記号論的に読む。パワポによるビジュアル教材も多く取り入れる。 配布プリントを事前によく読んでおいてください。時々、感想・質問・意見ペーパーを配ります。つぎの授業はそれに対するコメントからはじめます。アクティブな授業にしましょう。ご協力を! 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:情報記号論(cyber-semiotics)とは何か「apple.comのロゴマークは思想である」 [事前学習]シラバスをよく読んでおいてください [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
2 |
「記号とは何か」について考えよう [事前学習]プリント「記号とは何か」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
3 |
記号論の歴史(ルーツは医学にある) [事前学習]プリント「記号論の歴史」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
4 |
ソシュールの記号論 [事前学習]プリント「ソシュールの記号論」を読んでおくこ [事後学習]配布プリントを復習しましょうと |
5 |
パースの記号論 [事前学習]プリント「パースの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
6 |
記号現象として広告・宣伝・マーケッティング [事前学習]プリント「広告の記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
7 |
衣服の記号論 [事前学習]プリント「衣服の記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
8 |
モード(流行)は「ことば」(記号)です [事前学習]プリント「モードの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
9 |
メディアの神話作用(1枚の写真の裏には神話が隠されている) [事前学習]プリント「メディアの神話作用の記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
10 |
TVの記号論(報道メディアは何を語るか) [事前学習]プリント「TVの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
11 |
「ダヴィンチ・コード」の記号論(「聖杯」とは一体何であったのか) [事前学習]プリント「ダヴィンチ・コードの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
12 |
バーチャルリアリティーの記号論 [事前学習]プリント「VRの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
13 |
シネマ"MATRIX"とは何か"What is the real ?" [事前学習]プリント「MATRIXの記号論」を読んでおくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
14 |
「生命記号論」 [事前学習]プリント「ホフマイヤーの生命記号論」を読んでいくこと [事後学習]配布プリントを復習しましょう |
15 |
授業内試験と解説 [事前学習]第2回~14回の総復習しておくこと [事後学習]不明瞭な点を明確にしておきましょう |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布します。(教材はBlackBoardに入れておきますので、ご利用ください) |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業内テスト(90%) |
オフィスアワー | 水曜日、授業終了後、教室にて。 |