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科目名 平成29年度以降入学者 |
社会保障法制 | ||||
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教員名 | 白川 泰之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 社会保険関係の制度(医療、年金、労災、雇用)について、制度の概要を踏まえた上で、その法的論点について学習する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 法的な紛争について最終的に裁判での決着を図る場合があることは、社会保障制度についても例外ではない。実際にどのような訴訟が提起され、どのような判決が下されているかの基礎的な知識・理解は、社会保障の実務に携わる者にとっても有用である。本講義では、医療保険、公的年金、労働者災害補償保険、雇用保険といった社会保険の制度概要及びそれら制度に関する基礎的な法的論点について習得することを目的とする。具体的には、①各制度の概要を理解すること、②実際の裁判の判決(判例)を通じて基礎的な法的論点について理解することを到達目標とする。 |
授業の方法 | ・各回のレジュメに基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。レジュメの配布方法については、別途提示する。 ・講義形式を基本とするが、自身の意見等について発言を求めることがある。 ・第14回はメディア授業を行う。この場合、Blackboard等のメディアを利用して、課題の提示、質疑応答及びフィードバックを行う。 |
履修条件 | 「福祉法学基礎」を履修済みであることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ・事前学修:各回のレジュメを講義前に配布するので、予め目を通し不明な点を確認しておくこと。特に判例は、授業で初めて読んでも理解しにくい場合もあるので、よく読んでおくこと。 ・事後学習:各回の最後に復習のポイントを提示するので、これに基づき各自復習を行うこと。 ・授業計画コメント:理解度と進捗状況に応じて、若干の変更がありうる。 |
授業計画 | |
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1 | イントロダクション、社会保険の基礎 |
2 | 判例の読み方 |
3 | 医療保険制度(1):医療保険制度の概要 |
4 | 医療保険制度(2):判例解説① |
5 | 医療保険制度(3):判例解説② |
6 | 公的年金制度(1):公的年金制度の概要 |
7 | 公的年金制度(2):判例解説① |
8 | 公的年金制度(3):判例解説② |
9 | 労働者災害補償保険制度(1):労災制度の概要 |
10 | 労働者災害補償保険制度(2):判例解説① |
11 | 労働者災害補償保険制度(3):判例解説② |
12 | 雇用保険制度(1):雇用保険制度の概要 |
13 | 雇用保険制度(2):判例解説 |
14 |
事前に示した社会保障法制の課題について,質疑応答及びフィードバック を行う |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める |
その他 | |
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参考書 | 加藤智章、菊池 馨実、倉田 聡、前田 雅子 『社会保障法 (有斐閣アルマ)』 有斐閣 2015年 第6版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度については、出席(1点/回×15回)と自身の意見等の発言について評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後とする。 |
備考 | 欠席4回以上は評価の対象としない。 |