量子力学２演習

授業テーマ	ミクロな世界の物理法則
授業のねらい・到達目標	量子力学は0.1～1nｍ程度以下のスケールのミクロな世界に適用される物理法則であり、我々のマクロな日常世界に適用されるニュートン力学に比べて種々の点で異なる。量子力学特有の考え方と原理、基本法則を理解することを目的とする。
授業の方法	講義で学習した基本的な原理と法則の理解を深めるために演習を行い、新しい知識を身につける。
履修条件	なし
事前学修・事後学修，授業計画コメント	量子物理学1を復習しておくこと。毎回、復習60分行うこと。

授業計画
1	ブラ・ケット表示による量子力学とシュレーディンガー表示
2	ハイゼンベルグ表示と行列力学
3	生成演算子、消滅演算子
4	観測と確率解釈、不確定性関係
5	対称性と保存則
6	角運動量の代数
7	中間のまとめ第１回から第６回までの内容の復習と解説を行い授業の理解を深める
8	パウリスピン
9	回転の演算子とスピノール
10	磁場中のスピンの運動
11	2電子系、角運動量の合成
12	時間に依存しない摂動論
13	時間に依存する摂動論、フェルミの黄金律
14	要点と理解度の確認と解説
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める