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福祉法学基礎

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平成29年度以降入学者 福祉法学基礎
教員名 白川 泰之
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 社会福祉・社会保障の法制度を理解する上で必要となる法学の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標 法治国家である我が国においては、社会福祉・社会保障の各制度も法律を基礎として構築されている。本講義では、社会福祉・社会保障の各制度を法の視点からより深く理解するために、関連する法学の基礎知識を習得し、法的リテラシーを身に付けることを目的とする。具体的には、①「法」そのものに対する基礎的な理解(講義の「総論」部分)、②国家と国民の関係を規定する法の基礎(同じく「各論Ⅰ」部分)、③私人間を規定する法の基礎(同じく「各論Ⅱ」部分)を習得することを到達目標とする。
授業の方法 ・各回のレジュメに基づいて講義を行う(教科書は指定しない)。レジュメの配布方法については、別途提示する。
・第14回はメディア授業を行う。この場合、Blackboard等のメディアを利用して、課題の提示、質疑応答及びフィードバックを行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ・事前学修:各回のレジュメを講義前に配布するので、予め目を通し不明な点を確認しておくこと。
・事後学習:各回の最後に復習のポイントを提示するので、これに基づき各自復習を行うこと。
・授業計画コメント:理解度と進捗状況に応じて、若干の変更がありうる。
授業計画
1 総論
①:「法」とは何か?-道徳その他の行為規範との違い 等
2 総論
②:裁判制度と法源
3 総論
③:法の運用と解釈の基礎
4 各論Ⅰ
①:国家と法(1)-国家と近代憲法、日本国憲法の基礎 等
5 各論Ⅰ
②:国家と法(2)-国民の権利(社会権を中心に) 等
6 各論Ⅰ
③ 行政機関と法(1)-法律による行政の原理、行政行為 等
7 各論Ⅰ
④ 行政機関と法(2)-不利益処分、行政不服審査 等
8 各論Ⅰ
⑤ 犯罪と法-罪刑法定主義、犯罪の成立要件 等
9 各論Ⅱ
① 財産・取引と法(1)-財産法の基礎、行為能力 等
10 各論Ⅱ
② 財産・取引と法(2)-契約の基礎 等
11 各論Ⅱ
③ 家族と法-扶養義務その他の家族間の法律関係 等
12 各論Ⅱ
④ 労働者と法-労働三権、労働者の保護 等
13 授業内テストと解説
14 事前に示した福祉法学の課題について,質疑応答及びフィードバック
を行う。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
参考書 伊藤正巳、加藤一郎 『現代法学入門 (有斐閣双書)』 有斐閣 2015年 第4版
成績評価の方法及び基準 試験(85%)、平常点(15%)
オフィスアワー 授業終了後とする。

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