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社会福祉学特別講義2

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科目名 社会福祉学特別講義2
教員名 太田 由加里
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 児童家庭福祉領域、特に学童期の子どもたちに焦点をあて、教育上・生活上の福祉課題を理解する。その課題を解決するスクールソーシャルワークの実践を中心にその実際について学ぶ。
授業のねらい・到達目標 学童期の子どもたちを対象として、学校における個別事例だけでなく、日本の教育行政や学校の動き、地域や関連機関に関してアセスメントができる実践力を身につけることを目標とする。ロールプレイや面談など実際の場面を想定して、ソーシャルワークの展開について学び、理解する。また、記録についても学び、学校における教職員との情報の共有や連絡体制など、学校内における新たな取り組みにも力を発揮できるようなコミュニケーション能力を身につける。
授業の方法 講義を中心とするが、グループワークも併用する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修:事前にシラバスを読み、授業内容を周知しておいてください。
事後学修:授業を振り返りながら、次回の授業について課題などの準備を行ってください。
授業計画
1 児童家庭福祉に関するソーシャルワーカーの社会的使命と価値
2 学校アセスメント事例-学校における支援事例
3 地域アセスメント事例-地域の社会資源、教育委員会などと関連した事例
4 家庭におけるアセスメント事例-具体的な事例に対応できるスキルの習得
5 地域におけるアセスメント事例-アセスメント、プランニング、アウトリーチについて
6 メゾプラクティス-学校におけるチームアプローチとは
7 メゾプラクティス-教育と福祉を繋ぐマネジメント
8 メゾプラクティス-学校におけるケースカンファレンスとは
9 メゾプラクティス-行政や公教育、保健、医療との協働
10 マクロプラクティス-市町村の子ども相談体制
11 マクロプラクティス-福祉・教育協働の相談体制
12 マクロプラクティス-開発機能の意義と実践
13 記録の重要性
14 スーパービジョン、評価
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 教科書は特に指定しない。必要な場合は資料を配付して進める。
参考書 長谷川裕 『格差社会における家族の生活・子育て・教育と新たな困難』 旬報社 2014年
参考文献についてはその都度紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
リアクションペーパーの評価も含む。
オフィスアワー 初回授業時に提示する。

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