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哲学特殊講義2

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科目名
平成28年度以降入学者
哲学特殊講義2
科目名
平成27年度以前入学者
哲学特殊講義2
教員名 笠松 幸一
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ プラグマティズムにおける「社会的自我」と「思考ー行動の連続性」
授業のねらい・到達目標 プラグマティズムの「行動主義」「可謬主義」「自然主義」を理解する。
授業の方法 教科書、プリントによる講義形式を主とする。重要な概念・思想について受講生に議論を求める。
履修条件 なし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 講義終了時に次回講義の範囲と要点を指示するので、事前の理解をもって講義に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方)。
2 ミードのプラグマティズム。
〔準備〕第9章1「ミードの生涯」2「プラグマティズムと社会的行動主義」を読んでおくこと。
3 社会的相互行為論と言語論。
〔準備〕第9章3「ミードと科学的方法」4「ミードの言語論」を読んでおくこと。
4 役割取得行動論と自我論。
〔準備〕第10章1「コミュニケーションと役割とりいれ」2「自我の発生」を読んでおくこと。
5 社会的自我の形成。
〔準備〕第10章3「I(主我)とMe(客我)」4「自我の実現」を読んでおくこと。
6 デューイのプラグマティズム。
〔準備〕第11章1「デューイの生涯」2「道具主義の成立」を読んでおくこと。
7 問題解決行動の理論・探究の理論。
〔準備〕第11章3「実験主義的教育論」第12章1「探究の理論」を読んでおくこと。
8 真理と宗教。
〔準備〕第12章2「デューイの真理観」3「デューイの宗教観」を読んでおくこと。
9 価値と事実の関係性。
〔準備〕第13章1「デューイの道徳観」2「事実判断と価値判断」を読んでおくこと。
10 デューイと日本および中国。
〔準備〕配布プリントを読んでおくこと。
11 デューイのプラグマティズムからネオ・プラグマティズムへ。
〔準備〕第15章1「認識論から解釈学へ」を読んでおくこと。
12 ローティのネオ・プラグマティズムの特質。
〔準備〕第15章2「哲学の脱構築」を読んでおくこと。
13 授業内試験と解説。
14 課題学習。
15 総括。
〔準備〕プラグマティズムにおける「社会的問題解決行動」について自分の見解をまとめておくこと。
その他
教科書 魚津郁夫 『プラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2006年
参考書 ジョン・マーフィー著・高頭直樹訳 『プラグマティズム入門』 勁草書房 2014年
補足資料として適宜プリントにて配布する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、平常点(30%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 本講義の終了時。

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