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科目名 平成28年度以降入学者 |
哲学概論2(哲学科以外の2・3・4年生) | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
哲学概論2(哲学科以外の2・3・4年生) | ||||
教員名 | 古田 智久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 「知識」について考察する |
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授業のねらい・到達目標 | 知識をめぐる諸問題(懐疑論への対処方法、認識論の自然化と社会化)について、自力で考察できるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 戸田山和久著『知識の哲学』(産業図書)第II部と第III部をテキストとして、「知識」をめぐる諸問題を検討する。受講者が多数であるため、授業は講義形式となる。 |
履修条件 | 哲学科以外の、2年生・3年生・4年生の履修を認める。(1年生の履修は認めない。) |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業内容は「哲学概論1」の続きなので(第II部から始める)、「哲学概論1」を履修せずに「哲学概論2」のみを履修する学生は、教科書『知識の哲学』第I部の内容を理解しておくこと。テキストの一つの章が終わるごとに、章末にある「問題」をレポートとして提出すること。 授業は前回の授業内容を理解できていることを前提として進行するので、必ず復習をしておくこと。 また、次回の授業で取り上げる部分を読んでくること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 「哲学」の研究と「哲学史」の研究 |
2 |
懐疑論とは何か [準備]テキストの89頁から102頁を読んでくること。 |
3 |
ヒュームの懐疑論とデカルトの懐疑論論駁 [準備]テキストの102頁から118頁を読んでくること。 |
4 |
デカルトの循環 [準備]第3回の授業で指示した課題に解答し、テキストの118頁から130頁を読んでくること。 |
5 |
ノージックの知識の定義 [準備]第4回の授業で指示した課題に解答し、テキストの131頁から139頁を読んでくること。 |
6 |
ノージックの懐疑論論駁 [準備]テキストの139頁から150頁を読んでくること。 |
7 |
認識論の自然化 [準備]第6回の授業で指示した課題に解答し、テキストの151頁から161頁を読んでくること。 |
8 |
認識論を自然化することの意義 [準備]テキストの162頁から176頁を読んでくること。 |
9 |
認識論の自然化の問題点 [準備]第8回の授業で指示した課題に解答し、テキストの176頁から192頁を読んでくること。 |
10 |
認識論における真理の役割 [準備]第9回の授業で指示した課題に解答し、テキストの193頁から202頁を読んでくること。 |
11 |
心理意味論 [準備]テキストの202頁から216頁を読んでくること。 |
12 |
知識の社会性 [準備]第11回の授業で指示した課題に解答し、テキストの217頁から229頁を読んでくること。 |
13 |
信念の内容についての外在主義的見方 [準備]テキストの229頁から237頁を読んでくること。 |
14 |
文献調査の実践 [準備]授業で取り上げた問題に関連する文献を、図書館、インターネットで探すこと。 |
15 |
21世紀の認識論のまとめ:認識論の自然化と社会化 [準備]第13回の授業で指示した課題に解答し、テキストの239頁から251頁を読んでくること。 |
その他 | |
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教科書 | 戸田山和久 『知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)』 産業図書 2002年 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(80%) |
オフィスアワー | 火曜日5時限目終了後 2号館11階古田研究室 |