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美学課題研究4

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科目名
平成28年度以降入学者
美学課題研究4
科目名
平成27年度以前入学者
美学課題研究4
教員名 高橋 陽一郎
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 現代美学研究:前年に引き続き、西洋と東洋は美的に相互理解が可能かという問題を現代美学の問題として取り上げ、おもに西洋世界で書かれたテクストに基づいて探究してゆく。後期もハイデガーの『言葉についての対話』を主要テクストとする。
授業のねらい・到達目標 ①後期では、外国語(ドイツ語)の文献を原典で読解・味読できるようになること、②ゼミ生が①の修練を通して各自の美学研究を進展させることを目標とする。なお、使用する予定テクストは別記の通りだが、ゼミ生諸氏との相談結果によって変更する可能性もある。
授業の方法 ①については講読。②についてはプレゼンテーション
履修条件 担当者によって受講を許可された者に限る。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修としては、ドイツ語の初級文法を習得していることが望ましい。この事前学修が不可能な場合は、授業と同時並行的に学ぶことが望ましい。
授業計画
1 テクスト(Aus einem Gespräch von der Sprache)のこれまでの流れを復習する
2 テクストの読解(1)―言葉について(1)―
3 テクストの読解(2)―言葉について(2)
4 テクストの読解(3)―言葉について(3)―
5 研究発表会
6 テクストの読解(4)―シラー美学との対話(1)―
7 テクストの読解(5)―シラー美学との対話(2)―
8 テクストの読解(6)―シラー美学との対話(3)―
9 研究発表会
10 テクストの読解(7)―ジンメルの美学と「いき」(1)―
11 テクストの読解(8)―ジンメルの美学と「いき」(2)―
12 テクストの読解(9)―経験の翻訳可能性と不可能性(1)―
13 研究発表会
14 テクストの読解(10)―経験の翻訳可能性と不可能性(2)―
15 授業のまとめ:感性的なものの伝達可能性
その他
教科書 ハイデガー(高田珠樹訳) 『言葉についての対話 (平凡社ライブラリー)』 平凡社
Aus einem Gespräch von der Spracheの原典については、授業担当者がコピーを配布する。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 金曜日17:50以降

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