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平成28年度以降入学者 | 政治学概論 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 政治学概論 | ||||
教員名 | 上岡 敦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 政治制度と政治過程 |
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授業のねらい・到達目標 | 政治に無関心ではいられるが、政治と無関係ではいられない。18歳への選挙権年齢の引き下げや、高等学校新科目として「公共」の導入が予定されるなど、教育現場においては政治について考える機会が増えることになる。その際には、政治をいかにして扱うか、政治とどのように向き合うのかが課題となる。本講義を通じて受講者は、「いかなる仕組み(制度)のもとで、どのような人々(アクター)によって政治が行われるのか」を理解し、政治を見る力を養うことが肝要である。 |
授業の方法 | 講義形式で行うが、適宜パワーポイントなどの補助資料を使用する。また、最終授業までに任意レポートの提出を認める。 |
履修条件 | 特にないが、現代政治に関心のある者が望ましい。他の受講者に迷惑となる行為を禁止する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 予習は特に必要としないが、受講者は新聞などに目を通し、政治、社会問題に対して関心や問題意識を持った上で授業に臨むことが望ましい。授業では事例として現代日本政治を中心に取り上げる予定である。授業後は、提示された参考文献などに目を通し、取り上げたテーマが自分の生活といかに関わっているのか、自分の身近にどのような事例があるのかを考え、整理しておくこと。毎回リアクションペーパーを配布するので、質問や要望などがあれば提出すること。また、授業で取り上げるテーマ、事例は受講者の関心に合わせて柔軟に対応していきたい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス 政治について考える:政治について考えるとはどういうことなのか、政治学とはいかなる学問なのかについて検討する。 |
2 | 政治と権力:政治学の基本概念である権力とはなにか、政治と権力はいかなる関係にあるのかを検討する。 |
3 | 民主主義:民主主義とは何か、民主主義をいかに捉えられるのかを検討する。 |
4 | 政党:政党とはいかなる組織なのか、どのような機能があるのかを検討する。 |
5 | 政党システム:政党の数や、構成、配置など、政党間の関係をいかに捉えるのかについて検討する。 |
6 | 選挙制度:選挙の原則、選挙制度の類型や民意の集約方法などについて検討する。 |
7 | 執政制度:議院内閣制や大統領制など、執政制度の類型について検討する。 |
8 | 議会制度:議会の機能や組織などについて検討する。 |
9 | 政治制度の相互作用:選挙制度や執政制度など、政治制度の組み合わせがいかなる帰結を導くのかを検討する。 |
10 | 政策過程:政策がいかにして作られ、どのように実施されていくのかを検討する。 |
11 | 政治家と官僚:政治家や官僚の役割、両者の関係などについて検討する。 |
12 | 有権者と利益団体:有権者の行動や意識、利益団体について検討する。 |
13 | メディアと政治:メディアの制度や機能、メディアと政治の関係について検討する。 |
14 | 現代日本政治の課題:政治資金をめぐる問題や少子化問題など、現代日本政治の課題について検討する予定であるが、受講者の関心に合わせて取り上げる問題は変更になる可能性がある。 |
15 | 総括 |
その他 | |
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教科書 | 初回授業時に指示する。 |
参考書 | 授業内で随時提示をするが、さしあたり秋山和宏編『現代政治過程』(三和書籍、2011年)。高校時代に政治経済を履修した事がある場合は、教科書も参考になると思われる。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 原則として試験で評価を行うが、履修者数によってはレポート試験を行う場合もある。任意レポートを提出した場合は、試験の点数にレポートの内容を加味して総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時。 |