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環境と生命1

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平成28年度以降入学者 環境と生命1
平成27年度以前入学者 環境と生命1
教員名 福島 慶太郎
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 地球環境の形成と生命の維持とのかかわり
授業のねらい・到達目標 環境は生命活動の維持に密接にかかわるとともに,生命活動もまた環境の形成に深くかかわる。地球誕生から現在に至るまでの環境と生命活動の変遷,ならびに環境と生命の相互作用についての理解を深め,顕在化する環境問題に対する科学的思考を養うことを目標とする。
授業の方法 パワーポイントを用いた講義形式で進めるとともに,関係資料を適宜配布する。講義の進行に合わせ,理解度を確認するための小テストを行う。講義中の質疑応答も積極的に行う。
履修条件 特になし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 推薦する参考図書や配布資料を活用し,講義内容に関連する事柄について事前に調べておくことが望ましい。講義終了後は配布資料や各自の授業メモを整理し,講義内容について理解を深めること。
授業計画
1 環境とは何だろう:本講義で扱う環境についての概説を行う
2 生命とは何だろう:本講義で扱う生命についての概説を行う
3 地球環境と生命の歴史:地球誕生から現在に至る過程での環境変化と生物の進化について概説する
4 人間の歴史と環境変化:世界史や日本史から読み取れる人間の生活様式と環境について解説する
5 生物の多様性と環境:環境の傾度に沿った生物の適応と順化に関する基本事項を解説する
6 理解度の確認
7 生物のエネルギー獲得-光合成:光合成の基本的性質について概説する
8 生物のエネルギー獲得-呼吸:呼吸の種類と基本的性質について概説する
9 生命の維持と環境:限られた資源の中で生命を維持するための生存戦略について概説する
10 生物の進化と遺伝:生物の進化と遺伝の関係について概説する
11 物質の循環と生命-水:陸域や海域での水の循環について概説する
12 物質の循環と生命-炭素:陸域や海域での炭素の循環について概説する
13 物質の循環と生命-窒素・リン:陸域や海域での窒素やリン,その他の物質の循環について概説する
14 環境変化と生命の将来:将来にわたって予測されている地球環境の変化と生命について解説する
15 授業の総括
その他
教科書 なし
参考書 日本生態学会 『生態学入門』 東京化学同人 2012年 第2版
日本生態学会 『地球環境問題に挑む生態学』 文一総合出版 2011年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了時
備考 生命科学科の学生の場合,この科目を1年次で修得し,2年次で生態学1,2を履修することが望ましい

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