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線形代数2

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平成28年度以前入学者 線形代数2
教員名 柳田 昌宏
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 行列の対角化と三角化,ユニタリ行列による対角化
授業のねらい・到達目標 行列の対角化,三角化に関する諸定理を理解し,対角化,三角化が求められるようになる.
実対称行列,エルミート行列,正規行列の固有値,固有空間の性質を理解し,直交行列,ユニタリ行列による対角化が求められるようになる.
授業の方法 講義形式
履修条件 基礎線形代数1,基礎線形代数2,線形代数1を履修していること.これらの単位を修得していることが望ましい.
事前学修・事後学修,授業計画コメント 前回の授業内容を復習して,理解が不十分な箇所が無いようにしておくこと.また,教科書の次回の授業範囲分を確認して,必要な予備知識に不足があれば補っておくこと.
授業計画
1 導入
[準備] 基礎線形代数1,基礎線形代数2,線形代数1の授業内容を理解しておくこと.
2 行列の対角化(1)対角化可能であるための条件
[準備] 教科書の§6.3.1の前半を読んでおくこと.
3 行列の対角化(2)例題
[準備] 教科書の§6.3.1の後半を読んでおくこと.
4 行列の三角化,応用(1)三角化
[準備] 教科書の§6.3.2の前部を読んでおくこと.
5 行列の三角化,応用(2)フロベニウスの定理,ハミルトン-ケイリーの定理
[準備] 教科書の§6.3.2の中部を読んでおくこと.
6 行列の三角化,応用(3)最小多項式
[準備] 教科書の§6.3.2の後部を読んでおくこと.
7 理解度の確認(1)行列の対角化と三角化
[準備] 教科書の§6.3を理解しておくこと.
8 実対称行列とエルミート行列(1)固有値,固有空間の性質
[準備] 教科書の§6.4.1の前部を読んでおくこと.
9 実対称行列とエルミート行列(2)直交行列,ユニタリ行列による対角化
[準備] 教科書の§6.4.1の中部を読んでおくこと.
10 実対称行列とエルミート行列(3)例題
[準備] 教科書の§6.4.1の後部を読んでおくこと.
11 正規行列(1)固有値,固有空間の性質,ユニタリ行列による対角化
[準備] 教科書の§6.4.2の前半を読んでおくこと.
12 正規行列(2)直交行列の標準形
[準備] 教科書の§6.4.2の後半を読んでおくこと.
13 理解度の確認(2)ユニタリ行列による対角化
[準備] 教科書の§6.4を理解しておくこと.
14 総合演習
[準備] 教科書の§6.3〜§6.4を理解しておくこと.
15 総括と補足
[準備] 教科書の§6.3〜§6.4を理解しておくこと.
その他
教科書 対馬龍司 『線形代数学講義 改訂版』 共立出版 2014年
成績評価の方法及び基準 試験(75%)、授業参画度(25%)
出席状況が著しく悪い者は評価対象外とすることがある.
オフィスアワー 授業終了後,授業を行った教室にて20分間.
備考 授業中の私語は厳禁である.繰り返しの注意にも関わらず私語を止めない場合は,他の受講生に対する迷惑行為とみなし,その者の授業参画度の評価を減点すると共に,退室を命じることがある.

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