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社会保障論2

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平成28年度以前入学者 社会保障論2
教員名 後藤 広史
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 貧困対策としての社会保障
授業のねらい・到達目標 社会保障論1の授業のねらい・到達目標の①・②・③をふまえた上で、本授業は以下の4つをねらい・到達目標とする①年金保険制度・医療保険制度・介護保険制度・生活保護制度・社会福祉制度の仕組みと現状・課題を理解する。②民間保険制度の仕組みと現状・課題を理解する。③社会保障が直面する課題について理解する。④諸外国の社会保障制度の概要について理解する
授業の方法 講義が中心となるが、必要に応じて映像資料を用いる。またグループワークを通したディスカッション・発表も適宜行う。授業ごとにリアクションペーパーを配布し、次回の授業でフィードバックする。
履修条件 社会保障論1を受講していること。また本講義の内容をさらに深く理解するために、社会学科の開講科目である「現代家族論」(月曜 3限 前期)を併せて履修することが望ましい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修:授業終了時に次回の範囲について説明する。厚生労働省のHPや新聞等を用いて事前学修を行うこと
事後学修:授業終了時にその会で扱った範囲が下記参考書のどこに該当するのか説明するので、事後学修を行うこと
理解度・進捗状況によって授業計画には変更がありうる
授業計画
1 イントロダクション―本授業のねらいと前期の内容の確認
2 社会保障と社会意識
3 医療保険制度 1(医療保険の必要性)
4 医療保険制度 2(沿革と概要)
5 医療保険制度 3(健康保険・国民健康保険)
6 医療保険制度 4(後期高齢者医療制度・医療保険制度の動向と課題)
7 年金保険制度 1(沿革と概要)
8 年金保険制度 2(国民年金・厚生年金制度)
9 年金保険制度 3(年金保険制度の動向と課題)
10 介護保険制度 1(創設の経緯と・概要)
11 介護保険制度 2(介護保険制度をめぐる動向)
12 生活保護制度と社会福祉制度
13 民間保険制度の実際―ゲストスピーカー
14 試験
15 試験の解説と総括
その他
教科書 教科書は使用しない。下記参考書から作成した資料を配布する。ただし社会福祉士国家試験を受験する学生は購入を勧める。
参考書 社会福祉士養成講座編集委員会 『社会保障 (新・社会福祉士養成講座 12)』 中央法規 2016年 第5版
椋野美智子・田中耕太郎 『はじめての社会保障―福祉を学ぶ人へ』 有斐閣 2014年 第11版
駒村康平・ほか 『社会政策-福祉と労働の経済学』 有斐閣 2015年
橘木俊詔 『安心の社会保障改革 ―福祉思想史と経済学で考える』 東洋経済新報社 2010年
広井良典 『日本の社会保障』 岩波書店 1999年
版数の記載があるものは常に最新のものをチェックすること
成績評価の方法及び基準 平常点(15%)、授業内テスト(85%)
出席1点×15回+テスト85点=100点で評価する。
欠席4回以上は評価の対象としない
詳細は初回の授業でアナウンスする
オフィスアワー 日時:金曜16:20~17:50
場所:研究室(H313)
方法:原則事前にメール等でアポイントをとること

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