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ドイツ文学史講義2

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平成28年度以降入学者 ドイツ文学史講義2
平成27年度以前入学者 ドイツ文学史講義2
教員名 武井 隆道
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 各時代を代表する作品に触れ、ドイツ文学の特徴と問題を考察する。
授業のねらい・到達目標 前期の「ドイツ文学史講義1」で概観したドイツ文学に関する知識を基に、具体的な事例や作品に接しながらドイツ文学への理解を深める。
授業の方法 講義を主体に、読解、発表等のアクティヴィティを取り入れる。
履修条件 学科の履修規定による
事前学修・事後学修,授業計画コメント 課題の作品を読む。また授業で得た認識を基に自らの考察を随時まとめる。
授業計画
1 導入(1):文学を対象にした研究の実践的方法を考察します。
2 導入(2):文学研究上の方法論を論じます。作者とは何か、読者とは何か、社会・文化と作品との関係性、比較という方法等々。
3 詩の形式論(1):ドイツ語詩の形式について論じます。アクセントの置き方、各行の構成など。
4 詩の形式論(2):引き続きドイツ語詩の形式について論じます。韻の踏み方、伝統的諸形式等。
5 詩の形式論(3):いくつかの詩の実作を取り上げ、形式を検証します。
6 中世の作品:『ニーベルンゲンの歌』『パルツィファール』などの作品を取り上げます。
7 16世紀の文学テクスト:ルター訳聖書、格言、宗教詩、民衆本等のテクストを読みます。
8 17世紀の文学テクスト:三十年戦争時代の叙情詩やバロック小説を読みます。
9 18世紀の文学テクスト:クロップシュトックの叙事詩、自然詩、宗教詩などを読みます。
10 レッシングの作品:18世紀の代表的文学者であるレッシングの文学観を、代表作『エミーリア・ガロッティ』を中心に考察します。
11 ゲーテの作品:『若いヴェルターの悩み』を中心に、青年期ゲーテ(Sturm und Drag時代)について考察します。
12 シラーの作品:『群盗』を中心に、初期のシラー(Sturm und Drag時代)について考察します
13 試験
14 試験予備日
15 まとめ
その他
教科書  
参考書 保坂一夫 『ドイツ文学』 自由国民社 2009年
手塚富雄、神品芳夫 『ドイツ文学案内 (岩波文庫)』 1993年
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、平常点(20%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 金曜3,4,5限出講時

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