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平成28年度以降入学者 | 現代日本語学1(社会言語学) | ||||
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平成27年度以前入学者 | 現代日本語学1(社会言語学) | ||||
教員名 | 田中 ゆかり | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 「方言」からみた日本語社会 |
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授業のねらい・到達目標 | 「方言」という視点から近代以降の日本語社会をとらえる方法の獲得を目指す。「方言」という視点から日本語社会の変遷をたどり、文化やメディアとのかかわりについて考察していく。同時に、日本語社会における「方言」と「共通語」についての意識調査に基づく方言ステレオタイプの抽出や、地域や話者のタイプ分類などの試みなども話題として取り上げる予定。 |
授業の方法 | トピックに従い講義を行う。受講者にはトピックごとに小課題を課す。小課題を通して理解を深める。講義で扱ったトピックのうち、受講者自身がもっとも関心をもったものを、最終課題としてのレポート課題とする。最終課題の詳細については、第13回の講義内で説明する。 |
履修条件 | PC室で授業を行う都合上、教室サイズに従った人数調整を実施する。受講希望者はかならず第1回授業に参加のこと。第2回授業までの間に、履修許可者名簿は学科掲示板などを通じて発表する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | (1) Blackboardを活用するため、毎回Sアカウントが必要。個人用のPC用電子メイルを取得の上、参加のこと。 (2) 授業内にPCを用いたweb検索や課題作成などを行う。 (3) 授業トピックに基づく毎回の小課題を自分の問題として考えるようにしていると、最終課題の作成にスムースに移行するでしょう。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(本講義の目的・概要・構成) |
2 | 方言とは何か? |
3 | 日本語社会における方言の位置づけ1 方言スティグマの時代 |
4 | 日本語社会における方言の位置づけ2 スティグマからプレスティージの時代へ |
5 | 日本語社会における方言の位置づけ3 方言プレスティージの時代 |
6 | 言語意識からみた地域類型1 1970年代から1990年代まで |
7 | 言語意識からみた地域類型2 2000年代以降 |
8 | 方言ステレオタイプとは何か? |
9 | 方言ステレオタイプとヴァーチャル方言 |
10 | 「方言コスプレ」とは何か? |
11 | ドラマとヴァーチャル方言1 方言ドラマの変遷 |
12 | ドラマとヴァーチャル方言2 方言ドラマの新しい展開 |
13 | 最終課題について |
14 | 最終課題作成 |
15 | 最終課題提出 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定しない。適宜印刷教材を配布する。 |
参考書 | 田中ゆかり 『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』 岩波誌ジュニア新書 2016年 田中ゆかり 『「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで』 岩波書店 2011年 金水敏・田中ゆかり・岡室美奈子 『ドラマと方言の新しい関係』 笠間書院 2014年 木部暢子他 『方言学入門』 三省堂 2013年 主要な参考図書は初回ガイダンス時に、各回に関連したものについてはその回で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(50%) 平常点には出席状況、討議等への参加状況、小課題への取り組みやその内容を含む。 |
オフィスアワー | 授業中に知らせる。 |
備考 | (1) Blackboardを活用するため、毎回Sアカウントが必要。個人用のPC用電子メイルを取得の上、参加のこと。 (2) 授業内にPCを用いたweb検索や課題作成などを行う。 (3) 授業トピックに基づく毎回の小課題を自分の問題として考えるようにしていると、最終課題の作成にスムースに移行するでしょう。 【重要】 PC室で授業を行う都合上、教室サイズに従った人数調整を実施する。受講希望者はかならず第1回授業に参加のこと。第2回授業までの間に、履修許可者名簿は学科掲示板などを通じて発表する。 |