検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
平成28年度以降入学者 | 東洋史特講6 | ||||
---|---|---|---|---|---|
平成27年度以前入学者 | 東洋史特講6 | ||||
教員名 | 栗山 保之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | インド洋からみたイスラーム期の西アジア |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 西アジアの歴史をインド洋という大洋との関係から考察することによって、より豊かな西アジア史像を作り出すことを目的としています。 |
授業の方法 | 講義形式で進めます。 |
履修条件 | とくにありません。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修は前回授業の内容をおさらいし、授業計画で示した各回の授業内容に関わりのある事項を可能な限りご自身で調べてきてください。また、事後学修は授業内容をノートなどに整理し、授業時に紹介した参考書などを用いて、よく理解するようにしてください。授業計画コメントについては、各回の授業ごとにその内容をノートなどにまとめられるように実施する予定です。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
イスラームとは何か:イスラームという概念の説明をします。とくに、六信五行の側面からお話しします。 [準備]イスラームにかかわるとご自身が想像する事項のいくつかを念頭に置いて授業に臨んでください。 |
2 |
イスラーム以前のアラビア半島の市と「巡礼」および同半島を取りまく国際情勢 [準備]西アジア周辺の地図を事前にみておくようにしてください。 |
3 |
預言者ムハンマドの出現とアラビア半島をめぐる国際貿易動向の変容 [準備]初回のノートをみかえしておくようにしてください。 |
4 |
アラブの大征服とイスラームの拡大 [準備]アラビア半島を中心とした西アジアの地図を事前にみておくようにしてください。 |
5 |
ウマイヤ朝の成立とインド洋貿易 [準備]ウマイヤ朝について事前に調べておくようにしてください。 |
6 |
アッバース朝の隆盛とインド洋貿易の展開 [準備]アッバース朝について事前に調べておくようにしてください。 |
7 |
西アジア情勢の変容:ペルシャ湾から紅海へ [準備]前回の授業内容と大きくかかわりますので、前回のノートを再度、みてきてください。 |
8 |
マムルーク朝の誕生と紅海・インド洋貿易 [準備]エジプトと紅海周辺の地図を事前にみてくるようにしてください。 |
9 |
イエメンからみた紅海貿易 [準備]アラビア半島および紅海周辺の地図をみてくるようにしてください。 |
10 |
インド洋貿易の展開 [準備]前回に続いてイエメンのアデン港からインド洋貿易を概観します。前回のノートを再度、みてきてください。 |
11 |
「ダウ」という木造帆船 [準備]事前に、インターネットや辞典などで、「ダウ」と記された木造船の写真をごらんになってきてください。 |
12 |
インド洋貿易で取り扱われた品目 [準備]様々な物品を紹介します。事前に、どのような品物が貿易品として取り扱われていたのかを想像して、それらを書き出してきてください。 |
13 |
アデン港税関について [準備]貿易を国家が統制しようとする際に最も重要な働きをする機関の一つが税関です。今日の税関の働きを簡単に調べてきてください。 |
14 |
インド洋におけるアラブの航海活動 [準備]前近代のインド洋における海上交通の担い手であったアラブの船乗りたちの活動を紹介します。とくに準備は要しませんが、11回目の「ダウ」の回のノートを読み直してきてください。 |
15 |
まとめ:西アジア史の展開におけるインド洋の役割 [準備]これまでの総復習とそのまとめの回です。ノートをよく整理し、事前に読み返してきてください。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし。 |
参考書 | なし。授業時に毎回、ご紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 授業終了時にうかがいますので、質問や要望などがある方は、その折にお願いします。 |