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臨床心理学特講3

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平成27年度以前入学者 臨床心理学特講3
教員名 山口 義枝
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 子どもに関連した臨床心理学の基礎的理論を学ぶ
授業のねらい・到達目標 子どもとの心理面接の方法として遊戯療法がある。遊戯療法は遊ぶことが目的ではなく、遊びを通して子どもが表現した事柄を理解していくことが大切である。子どもの表現を理解するためには、臨床心理学の乳幼児期のこころの基本的な理論が必要になる。そこでこの授業では、乳幼児期のこころについての基本的な理論を学ぶことを目的とする。
授業の方法 講義形式で行う。講義で取り上げた心理面接の用語について、どのように理解されたかの確認のため、授業内で考えるテーマを提示し、フィードバック用紙に記述して提出することを行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 現在の子どもの状況と、理論を結び付けられるようになるために、新聞の教育欄等を事前に読んでくること。事後学修としては、講義で取り上げる治療者の著書は短時間では読み終わらず、すぐに理解することは難しいので、15回かけて何か1冊を読み終えて欲しい。
授業計画
1 臨床心理学とは
2 子どもに対する心理療法の基本原則
3 スピッツ,R.S.の理論と特徴
4 ボウルビィ,J.M.の理論と特徴
5 フロイト,A.の理論と特徴
6 クライン,M.の理論と特徴
7 子どもに対する心理療法の遊びの意味を読み解く
8 ウイニコット,D.W.の理論と特徴
9 マーラー,M.の理論と特徴
10 アクスライン,V.M.の理論と特徴
11 スターン,D.N.の理論と特徴
12 母子関係に焦点づけることの問題点
13 学習内容の整理①・到達度の確認①
14 学習内容の整理②・到達度の確認②
15 まとめ・日本における心理面接の特徴
その他
教科書 なし
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 平常点(10%)、授業内テスト(90%)
第13回または第14回に授業内試験を実施
オフィスアワー 随時可能 但し事前に予約を取ること。

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