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平成27年度以前入学者 | 臨床心理学特講2 | ||||
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教員名 | 岡田 和久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 心理療法の技法の一つであるブリーフセラピーについて学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | ブリーフセラピーは、短期的で効果的な心理療法といわれているがゆえに、その誤用や誤解が生じやすい技法でもある。それゆえ、本講義においてブリーフセラピーを正しく理解することはもちろんのこと、ブリーフセラピーを支えている幅広い「ものの見方」についても理解を深められるようにする。 |
授業の方法 | 配布資料をもとに講義形式で行う。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ブリーフセラピーは臨床心理学分野にとどまらず、他の学問領域の認識論が幅広く用いられて構成されているモデルでもある。そのため、授業計画にはあまりなじみのない用語がたくさん並んでいるのを見て尻込みしてしまうかもしれない。しかし、事例などを提示しつつできるだけわかりやすい説明を心がけるので、履修生も強い興味・関心を維持しながら自身の視野や「ものの見方」を広げるつもりで受講してもらいたい。 事前学修では、書籍等を通してあらかじめブリーフセラピーについて自分なりの理解を深めておくこと。 事後学修では、自分なりの理解と講義での理解を通してさらなる理解を深めつつ、日常生活にも応用してその効果を自分なりに検証してみること。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション-ブリーフセラピーとは? |
2 | エリクソンモデル |
3 | MRIモデル |
4 | 解決志向モデル |
5 | 可能性療法 |
6 | コミュニケーション理論 |
7 | ベイトソンの認識論 |
8 | システムズアプローチ |
9 | 社会構成主義 |
10 | ナラティヴ・セラピー |
11 | コラボレイティヴ・アプローチ |
12 | リフレクティング・プロセス |
13 | オープンダイアローグ |
14 | 学習内容の整理 |
15 | 総括-ブリーフセラピーとは! |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 宮田敬一(編) 『ブリーフセラピー入門』 金剛出版 1994年 その他については授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 授業終了後に教室で受ける。 |