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編集・ジャーナリズム特論

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平成28年度以降入学者 編集・ジャーナリズム特論
平成27年度以前入学者 編集・ジャーナリズム特論
教員名 重里 徹也
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 私たちの情報環境を認識し、メディアをめぐる諸問題を考え、ありうべきジャーナリスムとはどういうものかを考える
授業のねらい・到達目標 現代のメディアが抱える問題を理解する
優れたジャーナリズムがどういうものかを考えることができる
メディアが人々の幸せにどのように貢献できるか、その条件を語ることができる。
授業の方法 講義形式
記者、論説委員としての経験を踏まえ、ジャーナリズムの現在を考える。しばしば、授業内で小レポートを課す。次から次に学生を指名し、意見を話してもらう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストはしっかりと読んでおくこと
毎回、レジュメを配ります。終了後、もう一度読んで授業を振り返って下さい。
授業計画
1 ガイダンス。私たちはどんな情報環境を生きているか
2 現代の情報環境(1)ネットのもたらすマイナス面
3 現代の情報環境(2)ネットのもたらす肯定的側面
4 現代の情報環境(3)ネット時代をどう生きるか
5 表現の自由とは何か(1)パリの週刊紙とテロ
6 表現の自由とは何か(2)「絶歌」を考える
7 表現の自由とは何か(3)性表現はどこまで許されるか
8 文学とジャーナリズム(1)文学賞の功罪
9 文学とジャーナリズム(2)文学史をつくる者とは
10 文学とジャーナリズム(3)村上春樹とメディア
11 開高健の仕事(1)「ベトナム戦記」を読む・戦争はどう描かれているか
12 開高健の仕事(2)「ベトナム戦記」を読む・政治はどう描かれているか
13 開高健の仕事(3)「ベトナム戦記」を読む・人間はどう描かれているか
14 開高健の仕事(4)「輝ける闇」を読む・ルポルタージュと小説の違いとは何か
15 総括。物語リテラシーの必要性
その他
教科書 開高健 『ベトナム戦記 (朝日文庫)』 朝日新聞出版 1990年
参考書 橋元良明 『メディアと日本人 (岩波新書)』 岩波書店 2011年 第2版
開高健 『輝ける闇 (新潮文庫)』 新潮社 1982年
元少年A 『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』 太田出版 2015年
授業中に適宜、紹介する
成績評価の方法及び基準 平常点(10%)、レポート(50%)、授業参画度(10%)、授業中の小レポート(30%)
授業内に課す小レポートと期末レポートを重視する
オフィスアワー 授業中、頻繁に質問の時間をとる。授業後、教室か講師室でも受け付ける
備考 ジャーナリスムについて、表現とメディアについて、表現とビジネスについて具体的に考えを深めていきたい
積極的な質問を歓迎する。成績評価に反映させる
私語厳禁、退室を命じることがある
スマホ使用も厳禁

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