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科目名 平成28年度以降入学者 |
比較教育論 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
比較教育論 | ||||
教員名 | 羽田 積男 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 比較教育学の理論と方法を用いて日米の教育を深く理解することをテーマとする。特に高等教育を対象に据えて考察をすすめる。グローバル社会において、比較教育学は教育学諸分野のなかではますますその重要性が高まっている。ひろく世界の教育を理解することなくして教育の十全な理解はすすまない。彼我の教育を理解できるように学問的な比較が可能になるよう導く。高等教育は社会を逃れて存在しない。日米の高等教育をそれぞれの社会の歴史、経済、文化などと関係させて理解できるようにする。また高等教育における地域研究と国際教育研究にも言及する。 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業は、比較教育学の理論と方法を用いて実際の教育をより深く理解しようとするものである。日本の高等教育を念頭において、特に高等教育の先進国であるアメリカと比較することを通じて、比較教育学がどのような学問であり、どのような有効性をもっているかを理解することをねらいとする。グローバルな立場や視野から高等教育を考えることができ、日本の大学の立ち位置と課題が理解できるようになることを到達目標とする。 |
授業の方法 | この授業は、主として講義法を取り入れるが、できるだけ双方向の授業になるように心がけてすすめる。アクティブ・ラーニングへの志向を持ちつつ反転授業などの手法も導入したい。学生に積極的な課題報告や調査を求めてすすめたい。学生には授業において積極的な発言や参画が期待されている。またネット検索などを駆使して授業をすすめる予定である。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業計画に沿って事前の下調べをしておくことが求められる。授業の最後に次週の授業内容を示す。また授業後は直ちに復習をすること期待したい。授業では常に、シラバスに即して授業案内を徹底したい。 |
授業計画 | |
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1 | はじめに ―授業のオリエンテーション、比較教育学とはなにか― |
2 | 比較教育学の理論と方法(1)―比較教育学の成立と制度化― |
3 | 比較教育学の理論と方法(2)―比較教育学研究法と対象としての高等教育― |
4 | 高等教育の発展類型の比較教育学―M.トロウのモデルから学ぶー |
5 | 高等教育の発展類型の比較教育学―アメリカの大学の史的展開1- |
6 | 高等教育の発展類型の比較教育学-アメリカの大学の史的展開2- |
7 | 高等教育の発展類型の比較教育学-日本の大学の史的展開1- |
8 | 高等教育の発展類型の比較教育学―日本の大学の史的展開2- |
9 | 高等教育制度の日米比較―国公立大学と私立大学- |
10 | 高等教育制度の日米比較―教養教育課程、学部・学科、大学院 |
11 | 高等教育改革の日米比較―大学の第三者評価をめぐって・認証評価論- |
12 | 高等教育改革の日米比較―大学ランキングをめぐって― |
13 | 高等教育改革の日米比較-営利型高等教育- |
14 | 比較教育学研究の現在 -研究の動向と世界の比較教育学会 |
15 | 授業のまとめ |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 馬越 徹 『比較教育学 ―越境のレッスン―』 東信堂 2007年 第初版 ユルゲン・シュリーバー編 馬越 徹・今井重孝監訳 『比較教育学の理論と方法』 東信堂 2000年 第初版 吉見俊哉 『大学とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2011年 第1版 授業開始時に参考文献一覧表を配布する予定である。また授業進行に合わせて適宜に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 授業への参画度を重視する。受講者が少人数の場合は定期試験に代えてレポート課題を課す。その場合、レポート課題の詳細は授業時に示す。 |
オフィスアワー | 水曜日6時限 羽田研究室 |
備考 | 授業にはスマートフォン・タブレットなどを携帯することが望ましい。 |