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平成28年度以降入学者 | 博物館教育論 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 博物館教育論 | ||||
教員名 | 岡部 幹彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 教育は博物館の重要な機能である。博物館がこの機能を十分に発揮するため、博物館における教育の特性とは何かを博物館本来の社会的機能の視点から明らかにする。 |
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授業のねらい・到達目標 | 博物館における教育とは何か。教育・学習の意味を学び、博物館教育の社会的意義を理解し、基礎となる理論や実践に関する知識を修得する。また、内外の優れた実践事例を通じて博物館ならではの学びとその成果の社会還元について学習し、博物館教育に関する基本的な能力を養う。 |
授業の方法 | 毎回、資料プリントを配布しスライドを用いて講義形式で進めることを基本とする。積極的な学習姿勢と理解を促すため適宜テーマを設けて意見を求める。また、実際に博物館で作成・活用されている学習プログラム・ツールなども用いて実践的に理解を深める。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | いくつかの博物館を実際に訪れ、またホームページなども閲覧して、博物館の教育事業としてどのようなものがあるか、少なくとも利用者として博物館の教育事業を知っておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 博物館の定義・機能と博物館教育、博物館教育の目的 [準備]博物館の主要な機能について各館のホームページでどのように記載されているか調べておくこと。 |
2 |
博物館教育の特性 他の教育機関における教育と博物館教育、教育・学習と自由な学び [準備]学校教育と博物館教育の違いについて考えておくこと。 |
3 |
モノから学ぶこと モノの意味、歴史的価値・学術的価値・芸術的価値、観察と鑑賞 [準備]1点の浮世絵を例として、これに係るモノ・コト・ヒトなどの要素を考えておくこと。 |
4 |
展示と教育 展示と教育、展示テーマと学び [準備]博物館の展示を観覧し、どのような情報提供がなされているか調べておくこと |
5 |
学びを促す 学びの契機の提供とサポートから学びのサイクルへ [準備]博物館のホームページで継続的な学習活動を調べておくこと。 |
6 |
学びの手法 ワークショップの意味から学びの手法を考える ―主体的な学びとファシリテーターの役割― [準備]ワークショップの本来の意味を調べておくこと。 |
7 |
事例に学ぶ(1) プログラム開発と実践 [準備]文化庁のウェブサイトに掲載の「いきいきミュージアム」から教育的要素をもつ事業を読んでおくこと。 |
8 |
事例に学ぶ(2) 学習ツールの活用と評価 [準備]ICTを活用した博物館の教育プログラムにどのようなものがあるか調べておくこと。 |
9 |
博物館を学ぶ 博物館を学ぶプログラム、博物館リテラシー、人材育成 [準備]バックヤードツアーおよびこれに類する事業について具体的事例を調べておくこと。 |
10 |
学びとコミュニケーション 知識・情報の伝達から理解の共有へ ―学芸員のコミュニケーション能力、ICT活用の現状と課題― 「準備」内外の博物館・図書館のウェブサイト上の学習コンテンツを調べておくこと。 |
11 |
博物館と学校教育(1) 学校教育と博物館教育の関係、近年の経緯 [準備]各自の小学校・中学校期の博物館利用経験を思い出し、記憶を整理しておくこと。 |
12 |
博物館と学校教育(2) 博学連携事業の実際と課題 [準備]博物館のホームページを閲覧し、学校教育との連携事業を調べておくこと。 |
13 |
市民の学習活動と博物館 生涯学習と博物館、ボランティアと学び [準備]ボランティア活動の実施状況・内容について各館のホームページで調べておくこと。 |
14 |
地域社会と博物館教育 地域アーカイブズ、知のネットワーク、MLA連携 [準備]教育論の視点から博物館のホームページでの地域情報の扱いを調べておくこと。 |
15 |
まとめ 博物館教育の可能性と学芸員の果たすべき役割 [準備]配布した資料プリントを再読しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 全国大学博物館学講座協議会西日本部会編 『新時代の博物館学』 芙蓉書房出版 2012年 なし |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、レポート(60%) |
オフィスアワー | 本授業終了後、学芸員課程研究室にて30分程度 初回授業時にE-mailアドレスを伝える。 |