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日本史研究実習2

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平成27年度以前入学者 日本史研究実習2
教員名 鈴木 哲
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 基本史料を通して見る貴族社会から武士社会への変容
授業のねらい・到達目標 歴史的性格を異にする平安時代の基本史料の読解力を養うとともに、さまざまな歴史事象に対して、異なる角度から見極める視点を意識的にもてるスキルの習得に主眼を置く。
授業の方法 『保元物語』『平治物語』などの基本史料を対象として、それぞれが責任分担部分を読解し、研究報告を行う。その際、受講生との双方向的な意見交換が可能となるよう心がける。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業テーマの内容が多岐にわたるので、従来の研究成果や研究課題、そして、歴史用語の解説などにふれた『研究事典』などの事前学習が肝要となる。
授業計画
1 ガイダンス:平安時代研究の現状
2 『保元物語』・『平治物語』の先行研究の紹介
3 史料講読:『保元物語』(1)後白河院御即位の事
4 史料講読:『保元物語』(2)新院御謀叛思し召し立たるるの事
5 史料講読:『保元物語』(3)白河殿へ義朝夜討ちに寄せらるる事
6 史料講読:『保元物語』(4)為義降参の事
7 史料講読:『保元物語』(5)為朝生捕り遠流に處せらるる事
8 史料講読:『保元物語』(6)新院御経沈めの事
9 史料講読:『平治物語』(1)信頼信西を亡ぼさるる事
10 史料講読:『平治物語』(2)六波羅合戦の事
11 史料講読:『平治物語』(3)義朝敗北の事
12 史料講読:『平治物語』(4)頼朝青墓に下著の事
13 史料講読:『平治物語』(5)常葉六波羅に参る事
14 史料講読:『平治物語』(6)頼朝遠流の事
15 授業内容の総括と質疑応答
その他
教科書 教科書不使用。授業中にプリントを配付する。
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(40%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 授業終了時

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