文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 国文学科 > 中世文学講義2
日本大学ロゴ

中世文学講義2

このページを印刷する

平成28年度以降入学者 中世文学講義2
平成27年度以前入学者 中世文学講義2
教員名 藤平 泉
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 『新古今和歌集』を読む2
授業のねらい・到達目標 平安時代和歌の集大成であり、中世和歌の始発点である『新古今和歌集』の代表的名歌を味読し、その歌風の特徴について考察する。普段古典になじみのない人も、ぜひ古代から現代まで脈々と流れる日本文学の原点ともいえる和歌の世界に親しんでほしい。
授業の方法 講義形式。単独でも受講できるが、前期の中世文学講義1と併せて受講することが望ましい。
履修条件 なし。ただし受講希望者が教室定員を上回った場合のみ人数調整を行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 一応、後期から新たに受講する人のために最初の2回ほど前期と同じ内容の講義を行うが、内容は中世文学講義1と連続している。
教科書を購入したら事前に目を通しておくこと。
授業計画
1 ガイダンス
2 新古今和歌集の時代背景 再(後期から履修の人のために再度解説する)
3 新古今和歌集を作った人々 再(後期から履修の人のために再度解説する)
4 恋の歌 忍ぶる恋
5 恋の歌 春雨の恋情
6 恋の歌 さまざまな恋の題詠
7 恋の歌 歌合の恋題
8 哀傷歌 定家と俊成
9 旅の歌 無常の歌
10 旅の歌 旅のさまざま
11 雑歌 さまざまな感慨
12 雑歌 新しい自然美の発見
13 釈教歌・神祇歌
14 授業内試験
15 まとめ
その他
教科書 藤平春男 『カラー版 新古今和歌集』 おうふう 1989年 第4版
私の父の著書ではあるが、それはテキストに選定した理由ではない。『新古今和歌集』の入門書として現在最適のテキストであるからである。購入したらざっとで良いので通読しておくこと。
参考書 田中裕・赤瀬信吾 『新古今和歌集 (新日本古典文学大系)』 岩波書店 1992年 第1版
他の参考書については、講義時に紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、平常点(20%)
試験および出席回数による総合評価。出席回数は、出席数は全講義数の三分の二以上必要である。やむをえず欠席する(した)場合は、必ず事前・事後に欠席届を提出すること。
オフィスアワー 原則月・水放課後(18時以降)。藤平研究室(7号館4階7407室)。できるだけ事前にアポイントをとること。

このページのトップ